2013年4月25日木曜日

My Brown Betty teapot


ブラウンベティ―とはイギリス人なら
誰でも親しみのあるティーポット。
















17世紀頃からイギリスで使われ続け、
その丸い形と素材から、最も美味しい紅茶が作れる
ティーポットとも言われています。

多くのイギリス人にとって、ブラウンベティ―とは
おばあちゃんの家にあるティーポットといった印象が。

ちょっと「古くさい」と言う人も。

でもそれがなんとなくほのぼのしく、私は好きです。
イギリスのマンチェスターの郊外で一人暮らしをしていた祖父も
ブラウンベティを愛用していました。

そして先日、念願のブラウンベティ―のティーポットを
ついに買ってしまいました。
















祖父母が使っていたのと同じティーポットを使って
美味しい紅茶が飲めるなんて、とても嬉しい。

それに、伝統的なものや古いものが「古くさく」見えてしまうのは、
モノのせいではなく、使い方に原因があるのでは?
何でもそうですが、自分のものにし、自分らしく使うことが大切です。

ブラウンベティーの素朴さが好きです。
家にあるどのティーカップやマグカップとよく合い、
毎日の紅茶であってもお客様用であっても、この一つで十分。

祖父が作った紅茶は一生忘れません。
何か特別なことをしたり、
高級な茶葉を使っていたわけでもなかったのですが
本当に美味しかったです。

母もよく言っていました、
「グランパー(おじいちゃん)が作る紅茶って
ロンドンのどの高級ホテルのアフタヌーンティーの紅茶より美味しい」と。

ブラウンベティ―にその秘密があったのでしょうか。