2019年2月20日水曜日

アートを飾る時

壁にアートを飾る時には様々なことを考えています。
何を飾りたいか。どこにどのように飾るか。
今回はこの、フィレンツェのドゥオーモのポスターのお話です。



だいぶ前にドゥオーモのミュージアムショップで買ったポスターです。
フィレンツェは妹が住んでいる街。
私自身がベルギーに住んでいた頃、よく遊びに行き
思い出がたくさんある大好きな街となりました。

写真で見てもお分かりのようにポスターはかなり大きなサイズです。

でもインパクトがあって部屋のはっきりしたフォーカルポイントになっています。

フレームはサイズに合わせた特注品。
結構重さもあります。

だから壁にかけるのはやや不安。
それに、これぐらいの大きさですと天井の高さや家具の大きさも考慮して
バランスよく壁に掛けるのが難しいため家具の上に置いて立てかけています。

部屋に入った時にちょうど目線の高さとなりました。

あとは、どうすればより引き立てらるかを考えました。
白い壁がバックだと馴染みすぎてしまうのでちょっと残念。

モノクロのポスターを活かすと同時に程よく馴染ませるために
色はイギリスのペンキメーカーのFarrow & Ballの ダウンパイプという色を選びました。
黒でもなく、チャコールグレーでもなく、紺でもない絶妙な色です。
その絶妙さがまた色に深みを出しているのでしょう。




窓のシェードもダークな壁と馴染むリネンのシェードに。
全体が落ち着いた感じになりました。

ポイントをまとめると、

●自分に意味のあるものを飾るとより楽しめます
●飾る場所は壁の広さや天井の高さ、家具のサイズとのバランスが大切
●高さは目線ぐらいがベスト
●壁に掛けなくても、立てかけもOK
●背景の色を考えてあげるとアートがより引き立ちます

ダークを背景に手前に白が飛び出るようなこの壁はお気に入りのスポットです。


2019年2月8日金曜日

理想な暮らしができる住まい

インテリアづくりは理想な自分や、理想な暮らしをイメージしてみるところから始めるのが大切だと思います。

この空間で何をしたいのか。
どんな暮らし方をイメージしているのか。
ここにいる自分はどんな気持ちなのかを想像します。

理想や夢で良いのです。
理想から現実へつなげていくのはこの後のステップですから。

例えば寝室の場合、快適に眠れることはもちろんのこと、
朝、起きた時の自分をイメージします。
どんな気持ちで起きたいか。
どのような空間に自分がいるのか。


これが私の夢の朝時間です。

大きく伸びをしながらゆっくり目を開けます。
この瞬間、これからの一日が楽しみになり、わくわくします。
ベッドは快適で、上質なリネンのシーツの肌触りが最高。
理想の世界では半袖の白いコットンのパジャマを着ています。

開いている窓から吹いていくる優しい風にゆっくりなびく
真っ白な薄いリネンのカーテン。
 カーテンが動くたんびに、暖かい日差しが覗きんできます。
ちょっと眩しいぐらい。

ベッドから立ち上がり窓へ行き、
両手でカーテンを開けてまた大きく伸びをして深呼吸。

外に見えるのは庭。芝生がまだ朝露でキラキラと光っています。
そして大きな木が1本。木からは小鳥の鳴き声が聞こえてきます。

そこにいる自分は裸足。
無垢の木を白くペンキで塗った床を裸足で歩くとどこかスーッと気持ちが落ち着きます。天然素材の優しさでしょうか。

開いているドアから淹れたてのコーヒーの香りが。
夫がつくるコーヒーは特別に美味しい。
( 現実ではいつも朝はミルクティーですが、やっぱり香りはコーヒーですよね)

ようやく目が覚めた愛犬ボニーも大きな伸びをしてから立ち上がります。
そして一緒に1階へ。
階段にはジュートのラグが敷かれていて、ザラザラしているけれど
素足の裏のこの触感は結構好き。
老犬であるボニーも、これで滑らなくて安心です。

キッチンへ行き、勝手口のドアを開けるとボニーが嬉しそうに庭に出ていきます。
ドアはそのまま開けっ放し。理想な暮らしでは毎日お天気が良いから。
ボニーが自由に出入りできるようにしてあげられるのも私の理想。

キッチンのテラコッタの床が冷たくて気持ちがいいです。

壁が白でチャコールグレーにペイントしたキャビネットがあるキッチンの真ん中にはパイン材でできた正方形のアンティークの大きなテーブルがあります。テーブルの真ん中にはたくさんの白いマーガレットが入った大きなジャグ。
まるで昨日、庭から摘んできたような無造作な飾り方。

椅子を引いてそこに座り、夫が淹れてくれた濃いめのコーヒーにミルクをたっぷり注ぎ、
テーブルの上に置いてある新聞を手に取って目を通しながら夫と会話をしている自分が
とても幸せで落ち着いているように見えます。



現実に戻りましょう。

この理想の暮らしをそのまま実現するには今の家から引っ越し、
場所も移り、新しい家を建てるかその通りにリノベーションができる古い家を探すことになるでしょう。

でも、この理想の朝の中には今の住まいに取り入れられる要素もたくさんあれば、
すでに取り入れていることもあります。
こんな理想を想像しながら、住まいづくりを楽しみ、
自分の夢を現実に近づけるのです。

目をつぶって、ゆっくり深呼吸をしながら夢の1日を描きます。
夜、寝る前にとか疲れている時、リラックスしたいときなど。
ノートに書いたり、
ボードに写真を貼りながらイメージをつくりあげていくのも一つの方法です。

インテリアや見た目のことだけではなく、
実際にその空間にいる自分を想像することが大切です。

家づくり、部屋づくりは理想な暮らしに向けてのあくまでも途中のプロセス。
最終的な結果はその出来上がった家や部屋にいる自分がどう過ごすか、
どのような気持ちになれるかです。


....................

簡単そうに書くけれど、なかなか難しいなあ、と思われた方、
インテリアイメージコンサルティング」でも理想の暮らしのイメージづくりや
それに近づけるためのインテリアづくりのガイダンスが可能です。
ご興味のある方はこちらからどうぞ。






2019年2月4日月曜日

ホームページリニューアルのお知らせ!

こんにちは。
今年も1月があっという間に過ぎてしまいました。
そして今日は立春。

今年の初投稿はホームページのリニューアルのお知らせです!
やっと完成しました!

Home Life Style by Heather Brackin

 Home Life Style  by Heather Brackin

始めてから悩んだり、考えが変わったり、脱線したりと時間がかかってしまいましたが、それだけ自分のこだわったページを作成したかったというのもあります。

もちろん、私一人だけではできませんでした。

今回は友人でもあり、お仕事でもたくさんお世話になっているCreators PR Support さんに
たくさんお手伝いをしていただきました。
本当に勉強になって大感謝です。

自分でなんとかできると思って始め、
でも途中で何かが違うとか、この先どう進めば良いか
方向性が分からなくなってしまうことって誰にでもあると思います。

収拾がつかなくなってしまうことも。
結局、100%満足いかないままになってしまうことも。
そんな状態でした。

だから今回のリニューアルはプロの力を借りて
100%満足できるサイトにしようと決心。



ゴールは、ヘザーのエッセンス、私の考えや、住まいへの情熱、
そして皆さんにどのようなお手伝いができるか、仕事の内容をお伝えし、
見てくださっている方と1対1でコミュニケーションをしているように感じてもらえるようなホームページでした。

それはどれだけ私のことを知っていても、他人だけではできないことだと思います。

そのため、プロのガイダンスを受けながらの作成といった選択肢を。

たくさん直してもらったり、アドバイスはいただきましたよ。
技術的な話になると目が点になったり。
私はホームページ作成の素人でもあれば、かなりアナログ人間ですから。

プロに頼むことって、代理で何かをやってもらうこともあれば、
クライアントと二人三脚でゴールを目指すこともありだと思います。

住まいづくりでも同じです。
インテリアのプロに完全に任せれば完成度の高いお部屋が出来上がりますが、
本当の住み心地良さとは、住んでいる人のパーソナルタッチからくるのだと思います。

そんな私の想いもホームページのMessageのページに書きましたので
ぜひお読みになっていただきたいです。
(もちろん、他のページもぜひぜひ見てくださいね。
すべてのページに想いが込めらていますので)



私のゴールはホームページを作ることではなく、
人が素敵な住まいから得られる快適さ、心地良さ、そして充実したライフスタイルです。
そのためのお手伝い、サポートをご提供するのがゴールへたどり着くまでの私の仕事。

Creators PR Support のTさんのように、
その人の中にあるクリエイティビティや個性を活かしながら
楽しい住まいづくりのサポートができればと思っています。

このブログは今後、ホームページでも見れるようになりましたので
お時間があるときにはぜひ、時々覗きにいらしてください。

これを機にブログもこれから気合を入れないと。
暮らしに関するお役に立つ情報、楽しい情報をお届けしたいと思います。

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