2013年3月31日日曜日

Flowers for Easter Sunday


ヨーロッパではこの時期に咲く水仙の花はイースターのシンボルのひとつ。 
そしてイースターの飾りのテーマカラーとして人気があるのがやっぱり黄色。





















明日から4月。
東京では水仙の季節が過ぎてしまったようなので
代わりにイースターらしい、鮮やかな黄色いチューリップを選びました。
















家の中は黄色いチューリップ。
窓の外はまだまだ桜の雲。

贅沢なイースターです。

2013年3月29日金曜日

Happy Easter!


今週末は復活祭、イースターです。
今年は久しぶりにイースターエッグを作ってみました。





















子供の頃は毎年かかさずゆで卵に色を塗ったり絵付けして
イースターエッグを作っていました。
出来上がったエッグは、イースタバニーと呼ばれるうさぎさんが
庭に隠し、それを子供達が探します。
我が家にやってきたイースターバニーは
なかなか隠し上手でした。
でも困ったことに、あまりにも上手過ぎ、
数日後に突然不思議な場所から
イースターの日に見つけ損ねた卵が出て来ることも。





















大人になってからはイースタエッグとは
とちらかと言えばデコレーション。
卵をテーマにちょっとしたアレンジを作ることを楽しんでいます。

2013年3月26日火曜日

パースニップでグラタン


ホクホクとしたクリーミーなポテトグラタンは昔からの大好物。
我が家ではラムチョップの付け合わせの定番です。
香ばしいラムにクリーミーなポテトグラタンの夜ご飯は
私にとっては何よりもごちそうです。

久しぶりにラムチョップが食べたくなり、
市場でパースニップを見つけたので
いつもの定番メニューを少し変えてみて
ポテトではなく、パースニップのグラタンにしてみることに。
















パースニップが苦手な人も多いと聞いたことがあります。
確かに、ちょっと苦みと言いますか、癖のある味ですね。
(甘みがありながら苦みがあるところが大好きです!)






















でもクリーミーなグラタンにしてしまうことで味がまろやかになり、
ポテトグラタンよりは軽めでとても美味しい。





















ポテトよりもカロリーが少ないため、
自分ではちょっとだけ良いことをした気分。
グラタンに使う生クリームやチーズはまた別な話ですが...

いつもよりはなんとなく気楽におかわりができるのが嬉しいことです。

2013年3月23日土曜日

小さなきっかけ


玄関の家具の上に飾りとして置いた木のうさぎが
気がつくとサングラス置きになっていました。

 



















もともとはメガネ用ではなく、ただのデコレーションです。

家に入るとサングラスや花粉症用のメガネを
玄関の家具の上にそのまま置いてしまう癖がありました。
本当はケースに入れて、どこかにしまうべきなのですが
出入りの多い日はどうしても一旦そのまま家具の上に...

そのうち傷がつくと思い、
小さなトレーみたいなものをサングラス用に一つ置くことも考えました。
そしてある時、おもしろ半分でうさぎの耳に掛けてみたところ、
ぴったりとフィットしたのでそのままに。

でも、続けているうちにうさぎは
サングラスをかけない方が可愛いと思うようになり、
サングラスは頻繁にケースにしまうようになったのです。





















ほんの小さなきっかけで悪い癖が一つ直ったとは
ちょっと嬉しい、かなり気持ちの良いことでした。

そんなきっかけを待つのではなく、
自分でどんどん作っていくのが大切なことですね。

2013年3月21日木曜日

Feeling the spring


開花宣言から一週間、
桜の花びらが次々と開いていく様子。

リビングの外の桜の木はあともう少し。
週末にはお花見ができるといいですね。





















昨日の休日はピクニック日和とも言えるぐらいいいお天気でした。
実際に、家の近くの河原では一足早くお花見をしている人達も。
とても気持ちが良さそう。

午前中は久しぶりにIKEAでの買い出し。
買うのはいつもと同じ定番品。
ポプリ、ペーパーナプキン、チャック付きビニール袋、まな板。
他で買っても良いものばかりですが、
大きさやデザインが気に入っていて
使いやすく、なんとなく昔からこれはIKEAと決まっています。
それに、時々IKEAに行く良い理由にもなりますし。
行くだけでわくわくしますよね。

















とくに暖かくなって来ると家の中や屋上テラスで
やりたいことがたくさん増えてくるので
モノ探しだけではなく、良い刺激にもなります。

そしてIKEAで忘れてはいけないのがチョコレート。
値段もお手頃ですし、パッケージもシンプルでオシャレ。
















いつでもお菓子やデザートが作れるために
たくさん買って置いていると言いたいところですが、
実際にはキッチンに置いてあるだけでも可愛いから
ついついまとめて買ってしまいます。





















心配なのは、チョコレートが減るスピードです。

2013年3月18日月曜日

玄関の小物


玄関の小物を収納するのに古い本棚を使っています。

かつては濃い茶色だった木の本棚。
狭くて暗い玄関には重苦しかったため、
白く塗ってリフレッシュさせました。





















白くペイントしたことで玄関が明るくなり、
広く感じられ、そしてかなりすっきり。

二匹の犬のためのお散歩グッズ、
ジョギングに必用な小物、
サングラスや花粉症対策のためのメガネ、
冬にはマフラーや手袋、
夏にはお散歩に必用な虫除けスプレーなどなど、
結構たくさんの小物を玄関に置いています。

壁にフックを取り付けて掛けているものがありますが
それだけではなかなか足りませんでした。

そこで奥行きの浅い家具を置くことになったのです。

棚にカゴを入れたら、ますます変身。
もう本棚には見えません。

2013年3月12日火曜日

素敵な友情


A Year of Mornings」と名のとても素敵な本が届きました。

アメリカに住む二人の女性が作ったブログから生まれたこの本。
二人の女性の間には3191マイルの距離。
二人は一度しか会ったことがありませんでした。





















二人は毎日、朝に撮った写真を、
一日ずつ交互にアップする約束を交わしました。
打ち合わせも相談もなく、
それぞれが自分たちの好きなもの午前中に撮るだけ。
二人の間のコミュニケーションは唯一、朝の写真のみ。
朝のコーヒー、朝食の卵、窓から入る日差し、
水たまりに落ちる雨など、
彼女達のこれから始まる一日を写真が優しく語ってくれています。

そして一年分の朝が一冊の美しい写真集としてまとまったのです。

ドタバタとしがちの朝が、彼女達の写真では
とても穏やかでゆっくりした朝に感じられます。

朝って本当はそうであるべきものではないのでしょうか?

2013年3月10日日曜日

Cookie or not a cookie?


 日本でも人気のベルギーのキャラメルクッキー。
ベルギーではspeculaas(地域によって多少異なりますが)
と呼ばれている伝統的なお菓子です。
12月の聖ニコラス祭では子供達にプレゼントされるほか、
どの家庭にもあり、どのカフェでもコーヒーを注文すると
必ずついてくるぐらい人気があるクッキー。

カフェで食べたり、家で食べたり、プレゼントされたり、
私にとってはたくさんの特別な思いが詰まったお菓子です。

 














でもベルギー人に言わせるとこれはクッキーではありません。
ベルギー人に「クッキー食べる?」とスペキュラ―スを差し出すと
「それはクッキーじゃないよ。スペキュラ―スだよ」と必ず言い返すのです。

見た目も食感もクッキー。
クッキーでも、チョコレートクッキーやバニラクッキーなど
様々な種類があり、スペキュラ―スとはキャラメルやスパイスの利いた
クッキーの一種ではないかと思うのですが、
その議論をする嘆美に周りにいた頑固なベルギー人達は
そうではないと、熱くなって言い張るばかり。

たかがクッキーのことでそんなにかっかしなくても良いのに。

クッキーではないと言い張る理由の一つは
彼らのその食べ方にもあるのかもしれません。

多くのベルギー人は朝ご飯にスペキュラ―スを食べます。
そしてもっと不思議なのがその食べ方。

パンにバターを塗り、スペキュラースをその上にのせて食べるのです。
もっと「通」な人はスペキュラースをコーヒーに少し浸してから
パンの上に。

最初に見た時にはびっくり。
でも真似して試してみました。

わざわざパンにのせなくても...

そう思ったのは生まれと育ちがベルギーではないからでしょう。
みんな子供の頃から普通にやっているそうです。

久しぶりに会ったベルギー人の友達とその話題に。
「やっぱり変よ」と言う私に対して友達が
「それがね、数年前に誰かがそんなことをするのであれば
最初からパンに塗れるスペキュラースのペーストがあったらいいのに、
と思って発明したら爆発的にヒットしたのよ」と。






















そのペーストを先日、日本のスーパーでも発見。

きっとお店で見たらほとんどの人は
「へ〜、あのクッキーがペースト状になったんだ」
としか思わないはず。

でも実は背景にはそんなストーリーがあるのです。
















見た目はピーナッツバターのよう。
でも確かに、あの「クッキー」をそのままペースト状にした味。
違うのは食感だけ。

でもこの甘さは私には朝ご飯よりもティータイムかな?