2017年11月9日木曜日

ヘッドボードの話

最近、仕事でもプライベートでもヘッドボードついて相談されたり、
話題になることが増えてきました。

ベッドのベースとマットレスは買ったものの、ヘッドボードがついてなくて
どうしよう、どんなタイプが良いかと相談されたり、
ヘッドボード付きのベッドを買ったけれど失敗しちゃった...とか。

ヘッドボードとは寝室のインテリアとしてはかなり重要な役割を持ちます。
ヘッドボードひとつで部屋の雰囲気も大きく変わりますし。

我が家では、17年前にやはりベースとマットレスだけのベッドを買いました。
そしてヘッドーボード探しには苦労しました。
たくさんのヘッドボードを見て全部却下。
自分は何を探しているんだろう、ともう一度ゼロから考え直すことにし、
海外のインテリア雑誌をたくさん読みました。
そして出合ったのが、木の板で作られたヘッドボードの一枚の写真。
なるほど、板ね。
こんな感じだったら自分でも作れそう、と思ったのです。

早速スケッチを描き、寸法を決めてホームセンターへ。
まずは枠を作って、そこに板を並べて釘を打ち込んだだけの
簡単DIYヘッドボードの出来上がり!

そして仕上げにペンキを塗りました。

手作り感のあふれた、温かみのあるヘッドボードは今でも大のお気に入りです。



ヘッドボードを選ぶときの重要なポイントは「高さ」です。
私は、ベッドにたくさんの枕を置いても、しっかりとボードが見えるのが好きなため
やや高めにつくりました。
ボードはある意味、「ベッドの顔」と思っているのである程度存在感が欲しかったから。

せっかく買ったり作ったりするヘッドボードなので
どう見せたいかをよく考えて選ぶと良いでしょう。

最後に、Houzzからの素敵な実例をご紹介しましょう。



我が家のボードとちょっと似たコンセプトですが、こちらは板が横張りに、
ペンキを塗らないままでナチュラルに。
壁と壁の間にぴったりはまるサイズでつくられています。


海外でだんとつポピュラーなのが布張のヘッドボード。
ボタン留めのタイプはクラシックでありながら、組み合わせるクッションや
色によってテイストも大きく変わります。
ここでもやっぱり、ボードとクッションの高さのバランスがいい感じに。




今使っているヘッドボードがイマイチ気に入らないけれど
ボードごと取り換えるのも、と思ったら上から被らせる
スリップオンタイプがオススメです。
今のボードのサイズに合わせてカバーだけを作れば、季節ごとに変えるなど、
フレクシブルにも楽しめますよ。


古いドアーを2枚合わせたヘッドボード。
アンティーク風にペイントして、白をメインに、
グレーのアクセントのクッションが素敵な、ドリーミーなベッドルーム。
すごーく憧れます。



最後にご紹介するのが、ウッドパネルのヘッドボード。
やや低めである分、横幅があるので十分存在感が。
ホテルでよく見かけるタイプですね。
低い分、上にアートを飾ったりすると寂しくなく、
素敵なアクセントになっています。

ヘッドボードの種類はまだまだたくさん。

もっと色々見たい方はぜひこちらも合わせて!



寝室インテリアの主役級、ヘッドボードのバリエーション

寝室をグレードアップする、ファブリック張りのヘッドボードに注目!


まずはどのようなイメージのお部屋にされたいかを考え、
そこから似合ったスタイルのヘッドボードを探すと良いでしょう。

寝室のインテリアとはついつい後回しになりがちですが、
1日のうちもっとも長く過ごす部屋でもあり、
大切な睡眠をとる場所です。

快適な眠りのためにも心の安らぐベッドルームづくりをしてみませんか?