2015年12月18日金曜日

クリスマスムードになった今

あと一週間でクリスマスです。
今年は準備もなかなか順調にすすみ、かなり満足。
いつもだったら今頃になって「大変大変!プレゼント!」
「ターキーを予約していない!」「ツリーが売り切れてる!」なんて
大騒ぎしているので反対に何か忘れているのではないか今は不安になるぐらい。
まあ、ここまで頑張ったのだから少しぐらいのことは忘れていてもいいか。
なんとかなるでしょう。


クリスマスツリーのテーマはホワイト&ゴールド。
毎年そうなのですが、その中に赤やブルーなど、
アクセントカラーをひとつ加えることもあるのですが
今回は何もなく、とにかく様々な形をした白のオーナメントを中心に飾っています。



そして我が家に欠かせないのが手作りオーナメント。
何年か前に気合を入れて作ったオーナメントたちは
今でも愛用しています。

ビーズで作ったスノーフレークとか、


フェルトで作った雪だるまさんたち。


綿を詰めてちょっとぽっちゃりしています。

玄関ホールには、ブルーグレーの壁に合わせて
ブルーと白の靴下を。


お菓子や小さなギフトなどを入れる、
ゲストたちが帰るときに渡すちょっとした手土産にもちょうどいい大きさです。

というわけで、準備もできて今年はなんとなくリラックスモード。
なんて言っていられません。
お正月の準備が待っていますよね。


2015年12月3日木曜日

思い出の椅子

クリスマスの準備はもう始まっていますか?
12月に入ると気持ちが焦りますよね。
クリスマスもあればお正月もあるし。

今年はたまたまHOUZZ から「年末チェックリストの記事を書いてみませんか?」と
ご提案があり、頑張って書いてみました。
いつも準備が遅れ気味な私で良いのかしら、と思いながらでしたが
反対に、記事を書いているうちに自分の頭の中の整理もでき、
今年こそ早めにスタートする決心もつきました。

ここでちょっとバラしてまいますが
一部は自分の知識や経験からですが、
一部は今までの反省点を参考にしながら書いた記事です。
でも失敗があったからこそこうやって書けたのかもしれませんね。

クリスマスと言えばやっぱり子供の頃のクリスマスの思い出が濃厚です。
記事を書いている間に色々と思い出し、
昔の写真を取り出した時に見つけたのがこの一枚。
3才の時のクリスマス写真。
三崎の家で撮った一枚です。


ツリーの前で本を読んでいる、なんて可愛い写真でしょう、
と自惚れていた時に目に付いたのが、私が座っている椅子。
背もたれの高い藤の椅子です。
赤ちゃんの頃から三崎の家にあった私の大好きな椅子。
もしかしたら初めて座った椅子かもしれません。


ほら、ね?

イギリスのおばあちゃんが編んでくれたカーディガンとお帽子で。
懐かしい、チャームズキャンディーの缶を持って。

この椅子を見ると今でもなんだかほっとします。

というのは、椅子はまだまだご健在なのです。
今は父が住む与論島の家に。


リビングの落ち着いたコーナーで静かに存在しています。
昔とは違ってちょっと大人の雰囲気で。

ブルーのペンキは剥がれ、父はグリーンと白に塗り直しましたが
それでも私にとっては「あの椅子」です。
このクッションに私のあの頃の小さなお尻がのっかっていたのね、
と思うとなんだかほっこりと温かい気持ちに。

なんども引越しや建て替え、人生の中での大きな変化があったなか、
両親の持ち物もその都度変わっていきました。
三崎の家を売った時の家具もほとんど処分したそうです。
でもこの椅子だけは色々あったなか、父がとっておいているとは
何か深い意味があるのでしょう。

私の父って、そういう人なんです。
持ち物はけして多くなく、
最小限の物で十分ハッピーに暮らせる人なのです。
「収納」や「すっきり生活」や「持たない暮らし」
といった言葉が流行りだずずっとずっと前から。

でも反対に持っている物ひとつひとつに意味や思い出があり、
大切に使い続けています。
まあ、そうですよね。
50年ほど前にバックパックひとつと寝袋だけを持って
2年間かけて世界を半周して日本にやってきた人なのですから。

これからも長年この椅子と共に元気に暮らしていって欲しいですね。

2015年11月24日火曜日

眠れる部屋

あなたにとって「眠れる部屋」とはなんでしょう?
最近、ちょっと面白いプロジェクトに関わりました。
Feel me- 私を感じるインテリア」と名のプロジェクト。
自分らしさをいっぱいに表現するインテリアづくりのお手伝いを、
ペイント&壁紙の会社、カラーワークスさんと
ファブリックのインポーターのナショナルインテリアさんとのコラボの企画です。

その「私を感じるインテリア」のなかでも、
もっとも大事なのが寝室かもしれません。


ゆっくり休めるベッドルームとは、身も心にとっても大切な空間。
でもインテリアづくりのなかでは、どうしても後回しにされがちです。

生活のなかでもっとも使うと思われるリビングやダイニング、
そしてキッチンがもちろん優先してしまいます。
でもよく考えると、寝室で過ごす時間とは
24時間のうちいちばん長いかもしれません。

それでも、どうせ眠っているから... と思っちゃったりしますよね。

その「眠り」に入るまでの時間を大切にしたいことも考えて、
今回、2社とのコラボでナショナルインテリアさんのショールームにて
Feel me-眠れる部屋」のプロデュースをさせていただきました。


寝室とはファブリックがたくさん使われる部屋だから
私もインテリアのなかでは一番好きな場所。
カーテンやシェードはもちろん、ラグやベッドカバー、クッション、
ヘッドボード、スローやブランケットなど、たくさんコーディネートができ、
とても楽しいプロジェクトでした。

今回プロデュースしたのは、グレーを中心にしたベッドルーム。
Feelすることを大切に、手触りも意識してソフトなベルベットや、
シルキーなカーテン、柔らかなラグなど、様々な素材を組み合わせてみました。

特に気に入っているのが壁紙とベルベットのヘッドボード。
この二つをベースに、クッションやカーテンなどを選んでいきました。


でも、Feel meのコンセプトは、
ただ見た目が美しいことや質感のことだけではありません。
五感を通してリラックスができ、快適な夜を過ごせるインテリアを
ご提案できればと思いました。

優しい音楽、リラックスができる香り、
そして気持ちを安らかにしてくれる飲み物。
ハーブティーであったり、ホットミルクであったり。
それとも寝る前のいっぱいのお酒かもしれません。

私はホットミルク派ですけどね。

1月いっぱいまでは寝室の展示が見られますので
六本木エリアにいらっしゃる際にはぜひ
ナショナルインテリアさんのショールームにお立ち寄りください。




2015年11月4日水曜日

忙しい週末

「来週ぐらいにインフルエンザの予防接種を受けに行こう」
と思った矢先に感染してしまいました。
ちょうど京都での3日間を迎える2日前から体調を崩し、
夏の前から楽しみしていた旅行もキャンセル。
悔しいです。
結局1週間ダウン、その後2〜3日は疲労で動けず
ようやく先週末から社会復帰ができました。

先週末から火曜日の休日にかけてはそのリベンジ。
ずっと気になっていた家のことをたっぷりやりました

週末はIKEAへ、前から欲しかったワゴンを買いに。
ものがたっぷり、それに安全に入れることができるグレーのワゴンです。

パントリーに入っていたパスタや小麦粉の瓶がやや取り出しにくかったので
このワゴンにのせたかったと思っていました。
実際にやってみるとなかなか良い感じに。
ワゴンのダークグレーも我が家にぴったりな色です。


IKEAへ行くとたった一つだけ何かを買って帰ることはありません。
我が家で使っている定番アイテムもついでカゴになかへ。
そして今週からイタリアに住む妹家族も来日するため、
4人分のお客様ようタオルも。
二人暮らしの我が家は意外とタオルって少ないのです。
こんな時にIKEAのを数セット買っておくと便利なのが分かりました。

買い物が終わったところで次はDIY。
ついに洗面台と壁の隙間を埋めているコーキングを取り替えることに。
これって、普通に素人ができることではないとずっと思っていました。
それが、汚れもだんだん気になってきて、誰にどう頼もうかといろいろネットで
調べていたところ、簡単に自分でもできるのが発覚。

そうだったんだ。もっと早く知っておけばよかった。

早速ホームセンターへ行ったらちゃんとシリコンとマスキングテープと
専用のヘラのセットが売っていたのではありませんか。



こういったチャレンジも大好きな私なので早速修理開始。

まずはカッターナイフで古いシリコンを切って取り外しました。
両側に切り目を入れればゴム製なのでびよーんと簡単に剥がれるんですね。
結構気持ちいい作業です。

そして買ってきたシリコンを隙間に埋めて、ヘラで整えて
半日乾くのを待って出来上がり。

真っ白になったシリコン!
些細なことですが、自分でやったからかなんだかとても嬉しい。
通るたんびに洗面所のなかの白いシリコンを見て微笑んでしまいます。


初めてDIYで棚を作った時を思い出しました。
ハーブや調味料を入れるための小さなラックでしたが、
出来上がった時の満足感は言うまでもありません。
「できた!」と思う瞬間、自信を持てるようになって
次々と新たなプロジェクトに挑戦したくなりますね。



火曜日の休日はリンゴ専門店でリンゴを買いに。
秋冬は主人と毎日朝はリンゴを食べています。
安心して皮まで食べられるこのリンゴ。
これで免疫力をアップしてこれから始まる寒い季節を
健康に迎えたいと思っています。
少なくてもA型インフルエンザはもう今年は心配ないかな?

みなさんもお気をつけて!


2015年10月21日水曜日

夫の変化

先日、初めて主人と一緒に衣替えをしました。

衣替えは今までは私の仕事。
とは言っても主人の服はそれほど衣替えする必要もなく、
しまってあるセーター数枚を取り出して夏の短パンをしまう程度。
あとはもう着なさそうな怪しい服を取り出して
見極めをしてもらうためにベッドの上に置き、
明らかに古い下着類を捨ててぐちゃっとなっている衣装ケースの中や
クローゼットの袋棚の上に置いてある服を畳み直すだけ。
自分の衣替えのついでにやってしまうような感じでした。

ちなみに我が家はオフシーズンの服はIKEAの保管ケースに入れ、
私のクローゼットの上の棚に入れています。



それが先日「今日は衣替えしよう」と急に言い出したから
どいう風のふきまわしなのか驚きながら、興味津々でもあって
自分の衣替えをしながら横目でちらちらと彼を観察。

結構素早くやっていたのでびっくり。
処分する服もたくさん出てきて終わるとクローゼットの中はすっきり。
褒めると「それは、収納のプロの旦那としては当たり前でしょう」とやや自慢げ。
何を言っているのさ。
今までは奥さんが収納のプロだから自分は何もしなくても
家の整理収納は完璧で楽だと大威張りだったくせに。

別に自分で衣替えをするようになった主人の自慢をしたくて
書いている訳ではないのですが、彼のある「変化」が面白いと思いました。

もともと整理整頓が苦手な主人。
なんでも出しっぱなしにするタイプで、
その都度喧嘩になるのもストレスなので黙ってしまうのが私の役目。
それで家庭が平和であればそれで良し。

Tシャツや下着など、クローゼットに入っている衣装ケースの中も
いくら整えてもぐちゃぐちゃに。
その一つの原因は洋服の入れ方にありました。

小さくたたんで立てて収納すれば良いものの、
主人はたたんで寝かせて重ねて収納をしたいタイプ。
でも結局下のものを取り出すために上の服も全部ぐちゃぐちゃになってしまうのです。
だからいつも引き出しの中はぐちゃぐちゃ状態。

私はとっくの昔から服はたたんで立てて収納していました。


絶対にその方が見やすく出し入れもしやすいと思っているのである時、
黙って勝手に主人の衣装ケースの中の洋服のしまい方を変えてしまいました。

さて、どう反応するか。

それが、反応が全くなし。
一言も言いません。
ありがとうも、余計なお世話だとも言わずにそのまま黙った状態。

気がついていないのかなあ、と思うぐらいでした。

実は主人は洗濯が大好き。
週末になると朝早くから自分から勝手に洗濯をして、
気がつくと屋上に干してあって、夕方になると気がつくとそれがまた
寝室に戻っているのです。その辺はとてもラッキーな私。

たたんだ洗濯物は、主人は自分のものは勝手にしまい、
私のものは私がしまえるようにベッドの上に置いてくれています。
(しまってあげても良いとは思っているはずですけど、
多分しまい方がどうこうと文句言われるのに違いないと、遠慮しているのでしょう)

 

主人の洋服を立ててしまってから一年ほどが経った今、
引き出しの中がぐちゃぐちゃになることもなく
私が整え直すことも一度もありませんでした。

あんなに洋服を立てて収納するのが嫌だったのに、
ちゃんと立てたまま収納しているのです。
もちろん、折った部分を上になるように綺麗に並べるとか、
その辺はちょっと苦手で逆さまに立てたりはしているものの、
前みたいにぐちゃっとなっていません。

家を整理して、すっきりした段階で人が変わるとよく言われます。
気持ちにも余裕ができたり、新しいことを始めようと思ったり。
人生が明るくなったとおっしゃる方もいらっしゃいます。

洋服のしまい方ちょっと変えてあげただけで
主人もいつの間にか変わったんですね。
最初の一歩だけ一緒に踏み入れてあげたというか、
背中を「ポン」と一押ししたことであとは自分でできるようになったのです。

あまり自慢しすぎるのも、と思うのですが実はもう一つ。
最近、健康志向でナッツやドライフルーツ、
りんごなどを大量に買うようになった主人は、
そのようなものが冷蔵庫を占領してしまうのが気になって
先日、自分のナッツなどを入れるために冷蔵全体の整理を黙ってやっていました。


 どちらかといえば、自分のナッツやドライフルーツやりんごを入れた
袋を置くために場所を作った、という感じですが。
(カゴはもともと私が入れたものです)

まあ、良いことですね。
ただ、調子にのりすぎて私の収納術に口出しだけはし始めなければ良いけれど...