2012年3月28日水曜日

I Love Raspberries!


最近、お酒を昔ほど飲まなくなったのと同時にお菓子やデザートを作る回数が増えたような気がします。二つのことはあまり関係していないとは思うのですが、どうも最近作るお菓子はお酒が入っていることが多いような...

お酒のカロリーは高いことは知っていますが、デザートのカロリー、それもお酒が入っているデザートはもっと高そう。そのため、運動量も増やさないと、と思い、ジョギングやエクササイズを必死に続けている毎日です。

でも走りながら次に何を作ろう、どんなお菓子がいいかなあ、と考えている自分がちょっと怖い時があります。

先日、郊外にある倉庫刑スーパーで大量のラズベリーを買いました。
ラズベリーは好きなフルーツのトップ3のうちの1つ。


とても大きなパック。
そのまま食べるには多すぎるのでデザートを作ることに

何を作るか悩みながらイギリスのお料理サイトでラズベリーのお菓子を色々検索してみたところ、今まで聞いたことがないデザートを発見。ラズベリー・クラナシャンと言った、スコットランドのデザートらしい。かなり美味しそうだったので早速挑戦。


とても簡単でした。
生クリームとフロマージュフレ(=生チーズ。私はマスカルポーネを使いました)をホイップし、ハチミツとウィスキーを少しずつ加え、オーブンのグリルで少し焼いたオートミールを混ぜ入れて作るクリームと、ラズベリーを交互に重ねるかなり高カロリーでアルコールの強いデザートです。

最近あまり飲んでいないせいか、アルコールに弱くなったみたいで少しだけ気持ちよく酔ってしまいました。 飲まないで、食べて酔ったのは生まれて初めてかもしれません。

2012年3月22日木曜日

A gift from the heart♡


使わない生地があったので近くに住む洋裁が得意の友人にあげることに。
ポメラニアンを飼っていてワンちゃん用のお洋服を作るのが大の得意。
いつも凝った手作りの服を格好よく着こなしているポメちゃんです。
ワンちゃんの服以外にも、自分の服やインテリアの小物とかも作っているそうで生地を喜んで受け取ってもらえました。

私も手作りは大好きである程度は得意とは思っていても彼女ほど凝ったものは作れません。とりあえず直線だったら縫えます。カーテン、クッションカバーや椅子カバーのような簡単なものを作るのも趣味のひとつです。まっすぐ縫うだけでしたら大の得意、と言ってもあまり自慢にはなりませんけど。

昔、ゲストルームのカーテンに、と思って大量にブルーと白のストライプの生地を買いました。ブルー&ホワイトの爽やかな雰囲気が前から好きで、ゲストルームのような普段は使わない部屋では他とは違う雰囲気の、少し遊び心のある部屋にしたくて選んだ生地でした。

でも買ったのは良いものの、結局作ることなくそのまま眠った状態になってしまいました。 どうしても他のことが優先してしまって... とは言い訳にすぎないのですが。

そのポメちゃんのお母さんから素敵なプレゼントが届きました。

たたんでかわいくボタンで留めてある例の生地。


広げてみたら大きなエコバッグでした。


こんなに大きなバッグです!


エコバッグにはちょっともったいないぐらい。
色や柄も夏っぽいのでビーチバッグにぴったりです。ビーチマットも入るし、タオルや着替えもたっぷり入りそう。

良く見るとこの生地はカーテンよりもバッグの方が似合っているような気も...
これで良かったのです!

心のこもった、とても素敵なプレゼントでした。


2012年3月16日金曜日

かなり大人のチョコレートケーキ


こう並べると一体何を作るのか、と思わせる材料。



これだけを混ぜたらなんだかあまり美味しくなさそうな組み合わせ...

でも、砂糖、小麦粉、バターなどと一緒に混たところ、かなり大人のチョコレートケーキができ上がりました。

初めて作った「ギネス・チョコレートケーキ」です。
ギネスビールの生産国、アイルランドでは人気のケーキだそうです。


仕上げはグラスに注いだギネスビールのイメージに。濃い茶色のビールとその上にのっている薄い泡。元々のレシピではこの泡をイメージする白い部分はアイシングでしたが、今回は「かなり大人のチョコレートケーキ」を目指していたのでアイシングの代わりにシンプルに粉砂糖を振りかけました。

今まで作ったチョコレートケーキとは違い、ボウルの中に材料を入れて混ぜるのではなく、お鍋にギネスとバターからまず入れて沸騰させてから他の材料を加える面白い作り方です。



焼き上がったケーキは中がしっとり。
ビールの味は全くしません。
でもただのチョコレートケーキともなんとなく違う感じ。モルトっぽいような、ギネスのスパイシーさが不思議な、そして奥深い味にしてくれています。かなり大人の味です。








ミルクティーはもちろん、お酒ともよく合うデザートでした。ブランデーかな、と思ったのですがやっぱりアイリッシュウィスキーですね。


2012年3月12日月曜日

どうでもいいものほど収納が難しかったりして


手芸などで使って余った布製のリボンは、また何か作る時のために箱にいれてとっておいてあります。小さなプレゼントにちょうど良いぐらいの長さでもあります。

収納はできるだけ簡単に、分かりやすく、そしてきれいに見えるのが自分なりのポリシーですがそれほど細かいわけでもありません。多くのものはざっくりと分類して収納しています。 リボンもその一つ。そのまんま箱にポイッと入れていました。



しかし、その箱に問題があったようです。昔かわいいと思って買ったハート形の箱は大きさや形のせいか、納まりが悪く、邪魔になり、なかなか一カ所に定着できずにあっちに置いたり、こっちに置いたり。ものの整理をしていてもいつも最後まで残り、「さあ、これは何処に置こう」と悩んでしまうような、ちょっと困った箱でした。
中身もたいしたものは入っていないのに...

かわいいと思っていた箱がだんだんと「イライラ箱」になってきていました。

でも箱のせいにするなんてひどいですよね。問題は箱ではなく、私なのですから。箱を選んだのは自分ですし、邪魔になっているのにもかかわらず長年リボンを入れ続けていたのはこの私なのですから。箱が悪いのではなく、納まり悪い箱を使い続けていた自分にしか責任はありません。

このままだと一生この箱に降り舞わされそうなのでなんとかすることに。

リボンを整理するのに30分もかかりませんでした。小さく巻いてクリップでとめたら全体のボリュームが1/3に減少。問題のハート型の箱はゴミ箱の中へ。

たまたま家にあったIKEAのマグネット付きの3個のキャニスターに色分けしたリボンがぴったり収まりました。




キャニスターの透明の蓋の部分に好きな柄の紙を入れたら出来上がり。

たった30分でこんなコンパクトに!


イライラの原因は中身がたいしたものではかったからだったと思います。
大事なものや日々使うようなものほど大切に保管したり、決まった置き場所を作ってあげるようと心がけます。 簡単に出し入れできるように、きれいに見えるように、邪魔になったり、他のものに邪魔されないように、と考えながら。

でもリボンはある意味、「どうでもいいもの」でもあったから優先順位が低く、箱をしまう場所を見つけるのがいつも後回しになり、その結果邪魔になってしまっていたのだと思います。「どうでもいいもの」ほど収納が適当になってしまうのかもしれません。

不思議なことに、リボンを整理して素敵なキャニスターに入れてから急に「どうでもいいもの」から「持っていてよかった」と思うようなものに変わりました。置く場所や置き方をちょっと変えただけでそのモノに対する考え方も変わるとは面白い発見でした。

2012年3月2日金曜日

All my notebooks

机の上、書類の入った棚、引き出しの中、バッグの中など、あらゆる場所にあった数々のノートを一カ所にまとめたらこんなにたくさん集まってしまいました。



いっぱいになった、過去のノートではありません。
今使っているものばかりです。

でも多すぎるかも...

実はかなりのノート好きです。

数年前に96才で亡くなった祖父を思い出します。祖父は書くことが好きで毎日の出来事や思いついたこと、これから書こうと思っていた小説のネタ、集めているDVDやビデオのインデックス(最後には数千枚あったとか)など、全てをノートに書いていました。机の上はノートだらけ。遊びに行っても必ずどれかのノートが開いていて何かを書いている最中でした。時々書いたことを私に読んでくれたり、読まされたりも。でもそれだけ頭を使って、自分の手でものを書いていたのが祖父にとっての長生きの秘訣、そして最後まで頭がしっかりしていた秘訣でもあったと思ったりもします。

ノート好きは祖父から受け継いだのでしょうか?

ノートそのものに惹かれるよりも、お店で見ると「このノートを使ってこんなことをしたい」や「こんなことを書きたい」と使い道が思い浮かんだりし、小さな興奮がわき上がってくるのです。スケッチブック、手帖、簡単なノート、革製のものなど、とくに一つ決まったスタイルはなく、全部バラバラ。その時の気分や何に使うかによって違ってきます。

今はほとんど何でもパソコンを使う時代になってしまいました。原稿、書類作成やメモはもちろん、コミュニケーションもほとんどがメール。スマートフォンを使うようになり、スケジュール帳を持たなくなってしまった時もありました。もちろん人の住所や電話番号も全部携帯やパソコンで管理。アドレス帳もしばらく使っていませんでした。

日常の暮らしの中で自分の手で文字を書くことがあれば、それは宅配便の伝票を書くときぐらいだった時もあったかもしれません。

最近はできるだけ一日一回、何かを書くことにしています。たくさん書く日もあればちょっとだけの日も。他人が読めない汚い字や自分しか把握できないラフなスケッチであってもいいから、とにかく大事なのは何かを手で書くこと。



ノートに書いているとすーっと気持ちが落ち着きます。ちょっとしたリラクシング・セラピーでしょうか? ボケ予防にもなると良いのですが...

スマフォのスケジュールに頼るのもやめ、毎日スケジュールブックに予定を手で書くのに戻り、新しいアドレス帳を買い、昔の手帖とパソコンに入っている住所や電話番号を少しずつ書き写しています。時間がかかりそうですけど、それはそれでいいのです。自分で書くことが大事なので。

そんなわけでノートの数がどんどん増える日々です。本でもなく、書類でもなく、ノートはノートとして我が家ではかなりステータスが高いので専用の置き場を作ってあげました。分かりやすく、届きやすく、使いやすく、すしてすっきりとなったのでこれからますます活躍させたいです。