2011年12月27日火曜日

ボクシング・デイ


12月25日、クリスマスディは100%リラックスの一日でした。24日のパーティーの残り物を食べたり、散歩したり、そして夕方は久しぶりに二人で映画を見に。大したことはしなくてもなかなかいいクリスマスでした。

通常は25日にクリスマスディナーをするのですが今年は曜日のこともあり24日に。それでクリスマスの日にのんびりできたのでなかなか良いプランかもしれません。たまたま今年は3連休だったこともありますが。

クリスマスの翌日はイギリスでは「ボクシング・デイ」。イギリスでは休日です。
昔、教会で集めた寄付金が入った箱を、貧しい人達に分けるために開ける日であったことからこう呼ばれるようになりました。

また、クリスマスデイに働いてくれた使用人達が休む日でもありました。家族と過ごすために帰る際に主人はプレゼントの入った箱を渡していました。

ボクシング・デイの伝統は今でも続き、この日には郵便、牛乳、新聞などの配達人にちょっとしたお礼を渡しています。

感謝の日、思いやりの日とも言えるのかもしれませんね。


今年は24日に祝ったことで我が家のボクシングデイは25日。お昼はもちろん残りのターキーでサンドウィッチを作って食べました。前日のターキーも美味しかったのですが、コールドターキーとスタッフィングをアップルソースと一緒に挟んだサンドウィッチは格別。毎年の楽しみです。



どれだけの人数がいても大きなターキーは必ず残るので昔からクリスマスからお正月までの間はターキー三昧の日が続きました。ターキーサンドウィッチはもちろんですが、残った骨や首の部分から作ったターキースープ(かなりの量なので残りはストックとして冷凍して、後日お鍋、雑炊、などなどに使っています。母は昔このスープでお正月のお雑煮も作っていました!)。ターキーサラダ。最後に残った小さい切れ端はターキーチャーンに。がんばって焼いた値打ちはかなりあります!

残ったターキーの骨や使わなかった首の部分を野菜と数時間茹でて作ったターキースープ。
塩、胡椒とちょっとだけチキンブイヨンで味を整え、生クリームを加えてまろやかに仕上げました。