我が家のキッチンはコンパクトながら、気に入っています。
15年間もこのコンパクトキッチンとのお付き合いが続いていると
自然とそれなりに使いやすくするように工夫がされ、
最近、何がどこにあるかなど、
頭でよりも体で覚えているようになったような気がしてきました。
コンパクトなので物を取りに行くための歩数も少なく、
手を伸ばせばだいたいのものが届く。
こう考えると、コンパクトなキッチンは意外と便利かも、
と思うようになってきました。
もちろん、広々とした明るいキッチンには憧れますし、
コンパクトだと収納スペースにこまることも。
でも入らないものは入らないので、ものを減らするか
別の入れる場所を見つけるしか解決方はないと割り切って
限られた空間を有効的に使って、
ある意味、ライフスタイルもそれに合わせている部分もあるのかもしれません。
コンパクトでも、料理が好きであればそれなりになんとかなるものです。
日々使う食器はシンクの上の吊戸棚の中、
そしてキッチンとダイニングの間のカウンターに作った手作り家具にに収納しています。
(吊り戸棚の中、思い切って初公開...)
とにかく洗ったらすぐにしまいたいのと、
しまうために別の場所へ行ったり来たりすることがしたくないのため
シンク周辺にまとめています。
キッチンの中では一番使う頻度が高いものですし。
「ものは使う場所の近くに収納する」
シンクで使う物はシンクの近く。
我が家ではシンクで一番使われているのが食器です。
洗って乾かした後に、
そのまま手をの伸ばして次々としまえるのが一番楽なのです。
そもそも、コンパクトなのでもともと選択肢がそれほどなかったのですが...
そんな問題から発見した「使いやすさ」です。
でも、食器類はこれだけではありません。
お客様や特別の日のための食器類、
大皿などはダイニングのアンティークボードに収納。
ここは見えても良い、見ていて楽しい、大好きな宝物たちのおうち。
そしてキッチンやダイニングに入らない大きなお皿や
パーティー用の食器、たまにしか使わない季節ものは
リビングのクローゼットの中に設置したスチールラックに。
最初は食器がリビングにまで侵入してくるのにかなり抵抗はあったのですが、
他に場所がないのでしぶしぶと。
そもそも、お客様やパーティー用の食器類は
洗う時以外はキッチンに持っていく必要もなく、
取り出してそのままテーブルに置くので逆にリビングダイニングの方が便利。
似たようなものはまとめて収納する、ものはあまり散乱させてはいけない、
といった収納の基本的なルールも、
自分で何がどこにあるかよく把握していて、
その都度ちゃんと出し入れができるのであれば、
多少は破っても良いのではないでしょうか。
人がものに支配されるのではなく、
人がものをちゃんとコントロールしていれば問題ないはず。