2014年4月3日木曜日

Ohanami crumble




















先日の朝、友人を招いてのランチの準備をしていたときのことでした。
デザートのアップルクランブルを「さあ作ろう!」と
袖をめくった時に気付いたのが肝心なリンゴを買い忘れていたこと。

キッチンにあるフルーツボウルには数日前に買ったリングが2コ。
皮を剥いて、芯を抜いて、スライスして、
更にバターで炒めて柔らかくなった状態のことを考えると
たった2コではとても足りなさそう...

買いに行く時間もないし、と思いながら
冷蔵庫の中を覗いてみるとなんと、2日前に買ったイチゴが
まだ半パック残っているではないですか。

というわけでランチのデザートは
ストロベリー&アップルクランブルに急遽変更。




















リンゴとイチゴをバターで炒めているとイチゴから真っ赤な汁が出て、
その赤いシロップがリンゴと絡んで全体がキレイなピンク色に。
そのシロップもたまらなく美味しかったです。
(味付けはシナモンとショウガの絞り汁を少々)




















イギリスではクランブルはリンゴだけに限らず、
パイと同じで様々なフルーツや、フルーツの組み合わせで作られています。
ルバーブ、ブルーベリー、ピーチ、洋梨。
ルバーブ&アップル、ピーチ&ラスベリーのように組み合わせても美味しい。

面倒なパイ生地を作らなくてもよく、
適当に家にある果物で簡単に作れてしまうのも魅力的。

イチゴに救われて出来上がったピンクのクランブル。
お花見ランチのデザートにぴったりでした。