イタリアのトスカーナに住む妹からある写真が送られてきました。
日本では今が旬の筍。
イタリアではかなり珍しいものかもしれません。
最近引っ越しをした妹の新しい家の近くに竹林があるらしく、
犬の散歩中に発見した小さなベビー筍でした。
トスカーナ独特のぶどう畑やオリーブ園の風景の中に
まさか竹林があるとは、驚きです。
「確かに、筍だけれどずいぶん小さくない?何を作るつもり?」
と尋ねてしばらくするとまたまたメールで写真が。
こんどはカゴいっぱいの小さな筍達。
どうも気合いが入ったようです。
米ぬかが手に入らないため、お米のとぎ汁で茹でて
筍ごはんに初挑戦。
トスカーナ産の筍で作った、具沢山の筍ごはん。
久しぶりの日本の味で美味しくて涙が出そうだったとか。
トスカーナ初の筍ごはんどころか、筍料理かもしれません。
地元の人達はきっと竹林があるのは知っていても、
こんなに美味しいものがとれて食べられるとは知らないことでしょう。
でももし知ったとしたらどのようなお料理を作るのでしょう。
やっぱりオリーブオイルとにんにくとでシンプルなパスタ?
アーティチョークのようにオリーブオイルでマリネしてサラダ風に?
それとも薄く切ってピッツァのトッピングに?
秋のトリュフやポルチーニの収穫をいつも楽しんでいる妹のトスカーナ暮らしに
春の楽しみも一つ増えたようです。