今週はどんな珍しい野菜があるかと楽しみで毎週土曜の朝は
家の近くにある産地直送の野菜市に行くのが最近のパターンに。
全国だけではなく、
新鮮な野菜が地元の畑からもどんどん運ばれてくるのも魅力的。
また新たなものが置いてあるので
一日何回も行きたいぐらい。
それに、作っている人の顔が見られると野菜もさらに美味しいですよね。
普通のスーパーや八百屋さんにはない
珍しい野菜がよく置いてあるのが市場の面白さ。
お店の人や野菜を届けに来た農家の方達に
美味しい食べ方を訪ねたり、
おしゃべりをするのもここでの買い物の楽しみでもあります。
お店の人とのコミュニケーションの大切さを思い出させてくれます。
今週の珍しいアイテムは黒キャベツとセロリアック。
黒キャベツと言えば思い浮かぶのがリボリータ。
白インゲンと黒キャベツのスープにパンをひたひたに浸した
トスカーナ州のお料理です。
フィレンツェの近くに住む妹の大好物でもあり、
遊びに行った時には必ず一度は食べに行きます。
しばらく食べていなかったので黒キャベツの発見はとても嬉しかったです。
リボリータとは「再度茹でる」の意味。
もともとは残り物の野菜やスープや
固くなってしまった古いパンを使うお料理だったそう。
スープと言ってもボリューム的には十分食事になります。
古いパンはなかったのでしっかりめのパンをトースターで焼き、
器の底に並べ、上からリボリータをかけ、
仕上げにオリーブオイルを上からかけて出来上がり。
そしてもう一つの野菜、
セロリアックとは名前も香りもセロリーに似ている根野菜。
大好きなナイジェル・スレイターさんのレシピをベースに
リンゴを加えてクリーミーサラダの前菜に。
味も何となくセロリー、でも食感はしっかりしていて少し苦め。
甘いリンゴと最高なマッチングでした。
ナイジェルさんのクリーミーなマスタードのドレッシングも
またとても美味しかったです。
最近はこのように、野菜オンリーのメニューを楽しむ日も増えました。
肉や魚は完全にやめられなくても、たまにはベジタリアンもいいですね。