2012年8月1日水曜日

八百屋さんのお野菜

家から自転車で15分ぐらいのところに八百屋さんを発見。
たまにはいつもと違う方面を走るのも良いことですね。
たまたま休みの日に河原をサイクリングをしていていた最中飲み物の自動販売機を探しに一旦サイクリングロードから離れた時に見つけた大きな八百屋さん。


中に入ってみると空っぽの箱やカゴばかり。
棚に並んでいたちょっとした調味料の他にはほとんど商品がない。


すごい、もう売り切れてしまっているほど人気のある八百屋さんなんだ!
と思いながら寂し気に残っていたトマトを一袋、とキュウリとなす、
どれもちょっとしか残っていなかったのですが美味しそうだったので買ってみることに。



最近、野菜や八百屋さんにはまっていて近くの八百屋や
週末には市場で地元の畑で作った野菜を買うのが習慣に。
一応東京都でありながらも、近くには畑や古くからの農家が多いため
新鮮で時には珍しい野菜が買えるのがとても嬉しいこと。

ちょっと変わっている趣味かもしれませんが、
新しい八百屋を発見すると子供のようにわくわくと興奮してしまいます。

お会計の時に八百屋のおじさんに今日初めて来ました、と話しかけたところ
「日曜日は市場が閉まっているから品数が薄いんだよ。平日に来ればもっとたくさんあるから」と。

いつでも何でも買えてしまう世の中になって確かに便利なのかもしれませんが、
この八百屋さんのおじさんの一言が心に響きました。

考えてみると当たり前のことなのですが、最近はあまり聞かないかもしれません。

スーパーではほとんど品切れがなく、小さなお店でも買い置きしているかと思うほど、休日でも品揃えが多いところも。確かによく見ると値段は安くてもお野菜がちょっとお疲れの様子、といったことも時々あります。

野菜や果物の季節のメリハリもだんだんぼやけているよう見えてきました。
一年を通して手に入るものが増え、時々「この野菜は元々はどの季節のものだったんだっけ?」と忘れて考えてしまうことも。

私も大型スーパーでたくさんの食料を買って冷凍保存することは
もちろんありますし、旬でもない果物を使ってお菓子を作ったりすることも
時々あります。
冷凍のグリーンピーズが冷凍庫に入っていないと何となく不安です。

でも当然のことに一番美味しいのは旬であり、新鮮なもの。

だからこのような八百屋さんみたいなところはやっぱり必用なのです。
大事にしてあげないと。
八百屋さん自身もお野菜や果物といったものを大事にしていて、
そしてお客様のことも大事に思っているから。


おかげさまで食べる野菜の量、そして野菜料理のレパートリーも増えました。
まあ、これからの健康と長生きのことを考えるとその方が良いかもしれませんね!