2012年1月19日木曜日

真冬のピクニック


ここ数年、幼なじみとの新年会は海での冬のピクニックとなっています。
30年以上前からの友人のAJ姉妹。出会ったのは油壺の近くにあるこのビーチ。ここで毎週末、ビーチで遊んだり、家族全員でピクニックしたり、お互いの別荘にお泊まりをしたり、楽しい子供時代を過ごしました。


数年前に、久しぶりにビーチで冬のピクニックをしたのをきっかけに、妹のマリアとAJ姉妹と、毎年1月にそれぞれの家族を連れて集まるようになりました。

最初は適当にスーパーやコンビニで買って来たり、家のある残り物を適当に持って行っていたのが、今は国際的な、豪華な手作りピクニックに成長。

全員がお料理好きの食いしん坊なので最終的にはそうなるのはみえみえでしたけど。

今年はローストポークをつくりました。
あとはサンドウィッチやサラダ用にレタスとトマト。
そして冬のピクニックの必需品と言えばあつあつのミルクティー。これがあるとないとで寒さの感じ方が全く違います! あとは手袋、マフラー、帽子、そして膝掛けがたっぷりあれば大丈夫。


みんなが持って来たのはタンドリーチキンやニシンのポテトサラダ、お豆のサラダ、チキンサラダ、スモークサーモン、数種類のハムやチーズ、パテ、そして数本のバゲット。


AとJ姉妹はお父さんはアメリカ人。けれど中学ぐらいからフランスに引っ越したので性格もライフスタイルもどちらかというとフレンチ。 妹のマリアと不思議な会話をしていました。

A : 「このお豆のサラダ美味しい!なんだかイギリスの味がする」
M:「Aの作ったポテトサラダ、フランスっぽくて美味しい」

よく話を聞いてもとくにフランスやイギリスならではの材料を使っているわけでもなく、誰でも使いそうなごく普通のものばかり。反対にマリアの「イギリスの味がする」お豆サラダにはオリーブオイルとディジョンのマスタードも入っているのでどちらかと言えば「フランスっぽい」味がするはずなのにAからしてみればイギリスの味だったのです。 
分量とかの問題でしょうか?それともやはり作っている人の手と心から出てくる味なのでしょうか?
全く同じ材料でAにお豆サラダを作って比べてみたいですね。

不思議なフランスやイギリスの味をたっぷり楽しんだ後は三崎の市場へ行き、マグロを買い、夕食にはマグロの漬け丼を。
これは夫の得意分野なので彼に任せ、素晴らしく美味しい純日本の味でした。