2015年8月10日月曜日

与論島のミックススタイルの家

一週間夏休みをいただいて与論島へ行ってきました。
もうすでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
与論は母が愛した島。
昔、この島に一目惚れをして、土地を買って別荘を建てました。


その別荘の入り口には今は、母のお墓があります。
彼女が自ら選んだ場所、そして自らデザインしたお墓。
ここは私にとっての特別なパワースポットです。

別荘はできるだけ地元の素材を使って作りました。
地元の石の壁や、琉球瓦の屋根。
そして家具やインテリアアイテムは母が大好きだったバリ島から集めてきたもの。
与論のサトウキビ畑や青い海の景色にぴったり溶け込んだ海沿いの平屋です。


建ててから25年以上過ぎていて少しずつ修理も増えてきました。
修理はDIY好きな父にお任せ。
申し訳ないと思うこともありますが、
好きなことをやりながら体を動かしている父を見るとなんだかほっとします。


でもやっぱり父はイギリス人。
彼なりのテイストもかなり反映されています。
父の友人が集まり、お酒が少し入るとすぐにダーツ大会に。
私たちが子供の頃から使っている古いダーツボードです。
それにしても不思議にお部屋に溶け込んでいませんか?


この家には子供の頃からずっと見慣れてきたものがたくさん。
昔の東京の家や三浦の別荘に置いてあったものが今は
与論で愛用されているのです。


父と母のテイストはいつも和+東南アジア+イギリスのミックス。
私もそれを受け継いだのでしょうか。
国は違っても、好きなものをミックスするのが
どうもブラッキン家の定番みたいですね。