家の近くにお気に入りのグリルのお店があります。
地ビールも飲めて美味しいお肉が食べられて、なかなかいい感じのお店。
テーブルはたった3つ。あとはオープンキッチンを囲んだカウンターだけ。
とてもこじんまりとした居心地の良い空間です。
そのオープンキッチンの真ん中に置いてあるのが大きな黒いまな板。
真っ黒のまな板以上に目立つのがその上で調理されている様々な食材。
色がより鮮やかに、黒いまな板から飛び出て来るように際立っていました。
そしてお店の人に聞いてみたら、やっぱりオープンキッチンだから
見え方を大事にしたい、そして食材がとても見やすく、
調理もしやすいと言っていました。
確かに、黒いお皿にお料理を盛りつけるととてもきれいに、
色鮮やかに見えるのは知っていましたがまな板のことまで
考えたことがありませんでした。
早速「黒いまな板」を検索。
ようやく気に入った、イメージにぴったりのが見つかりました。
(探し出すと色々こだわり過ぎて時間がかかりましたが...)
アメリカのエピキュリアン(Epicurean)のカッティングボード。
素材も色も、薄さや大きさ、形もぴったり。
お料理をそのまま、まな板でテーブルに出せるぐらい良いデザインでした。
食材を切っている時、確かにとても見やすい。
とくに目が悪くて調理に苦労していたわけではないけれど
気持ちの問題でしょうか、今まで使っていた天然木や白いまな板よりも
かなり食材が扱いやすい。
もちろん素材や質感も今までとは違って、とても使いやすく、
なによりも、食材が色鮮やかに見えてお料理が楽しくなりました。
はっきり言えば、唯一少し扱いにくかったのがナス。
色があまりにもまな板と似ていてちょっと怖かったかな?
使っているうちについてきた傷もだいぶ良い味を出してきました。