クリスマスの日のごちそうに備え、イヴのディナーはいつも簡単なもの。
昔からブラッキン家ではイヴとは、
フランク・シナトラのクリスマスアルバムをバックに
暖炉の炎とクリスマスツリーのライトの明かりで過ごす静かな夜でした。
イヴの夜、パジャマに着替えたあとに必ずやったのが
父と一緒に庭へ出て、サンタさんがちゃんと今年も働いているかどうかの確認。
じーっと空を見上げていると父は突然、「ほら、あそこにいる!」と
暗い空の中をゆっくり渡っている光に向かって指を刺す。
サンタさんの雪車の光だと信じ、
私達は手を振りながら大きな声で「Hurry up Santa Claus!」
—早く来てね!と呼びかけ、
そして安心してベッドへ。
今年のイヴはチーズ&ワインでのんびりしたディナー。
主人がプレゼントしてくれた、
私にとってのチーズの王様、エポワスと共に過ごした幸せなイヴでした。
ワインとチーズの夕食は2〜3時間も続きいます。
その間にエポワスはだんだんと柔らかくなっていき、ますます美味しく。
エポワスは時間が経つにつれだんだんと溶け、一番美味しいとろとろ状態に。
残念ながらその頃にはもうデジカメの存在も忘れてしまい、
一番良いときの写真を撮りそびれてしまいました。
とても美味しかったです。
Happy Christmas!