イギリスでは春は大掃除に季節。
日本の年末の大掃除と同じように、年に一度は家中をひっくり返すように中から外までのクリーニングを行います。それがSpring cleaning.
今では春に限らず、大掃除や大きな片づけ、ものの整理などをspring cleaningと呼ぶようになりました。
大きなことから、ちょっとした整理でもそう。例えばクローゼットの整理をI gave my wardrobe a good spring cleaning と言います。
でもなぜ春?
お天気が良くなったら家中の窓を開け、冬の重たい空気を春の爽やかな空気と入れ替えながら家をリフレッシュさせるといった考えなのです。
少し暖かくなるとお掃除も気持ちよくできますし風邪をひいてしまう心配もありません!
でも花粉症がある人にはちょっと辛いかもしれませんね...
また、あまり暖かくなってしまうとこんどは虫が出るのでその前にやってしまう、とも言われています。
確かに、蚊に刺されながらの大掃除も辛いですよね。
春の大掃除はインテリアのちょっとした模様替えにもぴったりなタイミング。 カーテンのクリーニングやクッションカバーのお洗濯に合わせて春によく似合う軽い素材や明るい色のものに換えてお部屋にも季節感を出します。
おうちだけではなく、住んでいる人のリフレッシュでもあるのです。
しかし、今は東北ではまだまだ大変な状態が続いていて、被災者の方々にとっては春はきっと遠い遠い存在に違いありません。寒い日も続いています。
先日、自分は何ができるかと考え、まずはある団体を通して衣類を送ることにしました。
たくさんではないけれど、ちょっとでも誰かのお役にたてば嬉しいです。 |
そして衣類の整理をしているうちにスィッチが入ってしまい、外はまだ寒くても結局ミニspring cleaningになってしまったのです。
仕上げにお花を飾って... |
本格的なspring cleaningはまだこの先やらなければいけないけれど、とりあえずミニヴァージョンで春を出迎える準備だけしておきました。