少し前に多摩川の河川敷で毎年行われている
「もみじ市」に行ってきました。
陶芸、手芸など、様々な分野の作家さんや
アンティークやヴィンテージショップのスタンドがたくさん。
目的は古いもの探し。
どんな面白いものがあるかわくわくしながら行ってきました。
色々、素敵なもの、興味深いものがあったなか、
目に入ったのが不思議な形をした細長いアイアンのオブジェ。
よく見るとなんだか大きなゲジゲジみたいな...
ショップの人に聞いてみるとお皿を立てるディッシュラックだったそう。
それにしても長い。
いったいどのように使われていたのでしょう。
家庭で?お店で?
なんだかお皿に傷がつきそう...
我家のキッチンには長すぎるのも分かっていても
面白くて、風合いもあり、何かに使えそうと思って買ってしまいました。
何に使うか、まだ検討中。
本当に何かに使う必要もあるのか、と思ったぐらいです。
ただ置いているだけでも面白いオブジェになります。
白い壁にかけてもきれいかも。
「そんなの、巨大なゲジゲジが壁を上っているみたいで気持ち悪い」
と主人の意見も。
昔は何かの役割を持ち、今はもうその仕事を終え、
ゆっくり休んでいる古いものは我家にいくつかあります。
また別の役割を持たせてあげて使っているものもあれば、
ただデコレーションとして飾っているものも。
飾って、その形や色、質感、それに
隠されたストーリーからにじみ出て来る風合いを楽しませてくれるのも
モノとして十分役割を果たしているときもあるのでは。
私達に喜びを与えてくれているのですもの。
ディッシュラックにはとりあえずCDを少しだけ入れてみました。
ぴったり。
本当に昔のディッシュラックなのかしら?
とちょっと怪しく感じはじめている私。
でもリビングにそれとなく溶け込んだので
まあ、あまり深く考えずに「モノ」として楽しみましょう。
新たなカンバセーションピースになるかも。