2013年2月23日土曜日

今日のパスタは何分?


時間がないときの定番メニューが「ほうれん草とレモンのカッペリーニ」。
素早くできるだけではなく、シンプルで大好きな味でもあります。
















ほうれん草はちぎってニンニクをみじん切りにし、
レモンを半分に切っておき、
後はカッペリーニがゆであがる2分の間に
さっと材料をオリーブオイルと唐辛子と一緒に炒め、
ゆであがったカッペリーニを加え、レモンを搾って出来上がり。
ちょっと贅沢したい時にはツナ缶かアンチョビを混ぜることも。

我が家でのパスタのソースは基本的には
パスタがゆであがる時間内に作れるものに限る。
ゆで時間が短ければ短いほど、
ソースもシンプルなものが合うような気がします。

カッペリーニであれば2分以内に。
サッと炒めたり、火を通さないライトなソースで十分。

逆に13分かかるパスタはちょっと煮込んだソースが美味しい。

パスタの茹で時間でソースの難度も決まるって不思議ですけれど
なんとなく自然とそうなっています。

一つだけ例外なのがミートソース。
イタリアに住む妹から教わった、
トスカーナの田舎のマンマのミートソースは
4時間程コトコトと煮込むレシピ。
もともとのレシピの分量は分からず、
ただ教えてもらった材料を使って
あとは自分で味の調整をしているため、
マンマのオリジナルレシピからは程遠いものになってしまっているかもしれません。
それでもコトコト煮込むミートソースはやっぱり美味しい。
(牛の挽肉以外にも、鴨やイノシシで作ってもたまらなく美味しいです)
















もちろんミートソースは急いで食べるのではなく
赤ワインとでも一緒にゆっくり楽しみたいレシピ。

4時間かけて作るミートソースは多めに作って冷凍すれば
食べる少し前に解凍しておき、
パスタを茹でている間、数分といった短い時間で温めることが
できるので自己流ルールでいけばどのパスタを使っても良いのですが、
やっぱりこれだけ最初にコトコト煮た濃厚なソースは
茹で時間の長い太い、しっかりめのパスタが美味しい。

ちなみに妹はいつも多めに作り、ヨーグルトの容器に
一人毎ずつ入れてラップをかけて冷凍しているとか。
イタリアン・スタイルの冷凍方法なのでしょうか。
なかなか良いアイディアかもしれません。

簡単だから、早いから、と思って作っていますが、
パスタとは結構奥深いものですね。