2016年5月7日土曜日

脱いだ服の置く場所

住空間収納プランナーとしての仕事の中で
一度着てしまった洋服を引き出しやクローゼットの中に入れたくないから
その場合はどうすれば良いのかとよく聞かれます。

Pause Studio

それは、人それぞれです。
仕事では、お客様の生活習慣のことを伺いながら、
そして空間を見ながらアドバイスをするようにしています。

私の場合、インナーウェアやTシャツ、冬はヒートテックなど
直接肌に触れる衣類は一回きりで洗濯してしまうのがほとんど。
ブラウスやシャツもほとんどの場合、そうですね。
肘の部分がシワシワになりますし、
一度着た服にアイロンをかけるというのにどうしても抵抗があるから。

その他のたたむ服、例えばニット類などは、
脱いだ後はたたんで、汚れを落とすような感じで軽く
「ぽんぽん」とたたいて
寝室に置いてあるわりと平べったいカゴの中に入れています。



そして次の朝、もう一度「ぽんぽん」とたたいて引き出しの中へ。

かける服は脱いだらハンガーでドアに取り付けてあるフックにかけて
軽くバラッシングしてから一晩休ませてあげます。
そして翌朝はクローゼットの中へ。


一度着ても、一晩出しっぱなしにしておけば、
なんとなくすっきりするような気がしてその後は
他の服としまうことができるタイプですが、
中には一度着た服は絶対に洗濯した服と一緒にしまいたくないとおっしゃる方も。

そのような方にはだいたいの場合、このようなご提案を。

ひとつは、はカゴを一つ用意するのをお勧めしています。
カゴはできれば浅めのもの。
脱いだ服はたたんで、積むのではなく、縦にカゴに入れるのがベスト。
積んで入れてしまうと下に何があるか忘れてしまいがちでどんどんと
高く積んでいってしまう一方。


縦に入れておけば、何が入っているか一目でわかり、
管理もしやすいです。

そしてルールを決めること。
何枚たまったら、もう一度着るか、またはお洗濯をしてしまうか。
そして何日間カゴの中に入れて置くか、期限も決めましょう。
あまり期限が長すぎると洋服もどんどん溜まってしまいますよ。
数日とか、せいぜい1週間ぐらいでしょうか。

その服を数日以内に着ることを守られる人には
この方法は適しているかもしれません。
でも、私のような、一度着たあと、次にいつ着るかわからないような人は
やはり一晩だけ外に出しておいて
翌日しまう方法、または引き出しやクローゼットのなかを、
洗濯済みと一度きた服と仕切ってしまうと良いかもしれません。

ちなみに主人の場合はこんな感じ。


たたまないでそのままフックに。
これを、私が翌日にクローゼットにしまっています。

わが家ではIkeaのドアに引っ掛けるフックは欠かせないアイテムです。