2014年12月4日木曜日

写真家の澤崎信孝さんのフォトワークショップに参加しました。

澤崎さんとは何度もお仕事をご一緒させていただき、
とても尊敬しているフォトグラファーです。
インテリアやお料理、旅の写真は本当に素敵で、
人や物、風景から、何かとてもフレンドリーなものを感じさせてくれるような
奥深い作品の大ファンでもあります。

念願の一眼レフのカメラもやっと手に入れ、
ちょうどタイミングよくワークショップのお知らせがあったので
これは参加しないと、と思って。


大学時代、写真のクラスを一学期だけ受けたことがあるのですが
まだフィルムの時代で、フィルムの現像中心でした。
しかも、25年以上も前のことなので
今回は完全な初心者の気持ちで参加。

そして最終回の3日目には、自分が撮った写真を5枚選び、
講評を受けるセッションと、会場にお茶とお菓子をセットアップして撮影。


セットアップは自由。
好きはケーキを選んで、窓の横に設置されたテーブルで撮影といった課題。


自分の番が終わり、席に戻ってケーキをいただこうと思い、
フォークで一口分を切りました。
その時、さくさくの生地、そして中身の濃厚で滑らかなクリームが面白く見え、
先ほどセットアップしたのも良かったけれど
今の状態の方がなんだかストーリーがあって面白いかも、と思って
その場でカシャカシャと数枚撮影。
たまたまテーブルが黒だったのもラッキー。


うん、こっちの方がぜんぜん面白いし、私らしいな。
写真とはそういものなのではないでしょうか。
「これだ」としっくりくることが自分にとって最も大切な写真になるのかもしれません。
タイミングとその時のシチュエーションや自分の想いなど
さまざま条件がそろうことが大切なんですね。