2019年5月9日木曜日

カーテンが開けっ放しの暮らし


Hello and Welcome!

Home Life Styleのヘザー ブラッキンです。
イギリス人の父、日本での暮らし、長年のヨーロッパ生活、
インテリアデザイナーとしての仕事から得た
インテリアのこと、収納のこと、暮らし全般のことを発信しています。

ぜひこちらもどうぞ ♫
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自宅の窓の外には大きな桜の木があります。
桜の季節になるとまるでピンクの雲が窓の外に浮かんでいるようで
2階にあるリビングのソファからお花見が楽しめる最高なロケーションだです。



そもそもこの住まいを選んだ決め手のひとつがこの桜の木でした。

桜の時期が終わると窓の外は徐々にほぼ一面緑に変わっていきます。
これもまた大きな楽しみ。
冬の間は道路や建物しか見えない殺風景な風景ですが、
春になればまるで違う場所に移り住んだようなこの窓の外。

昔からカーテンやシェードを閉める習慣がなく、
この時期になると寝室以外はシェードはほぼ開けっ放しの状態。
2階のリビングも、この大きな木のおかげで
部屋が丸見えにならないこともあり
暗くなっても開いたまま食事をしたり、
ソファでくつろいだりします。
2階にあること、そして大きな木のおかげともいえるでしょう。



ベルギーに住んでいた頃、
あるオランダ人の友人がこんなことを言っていました。
オランダではカーテンは閉めない」

家の中が見られて恥ずかしいと言った発想はなく、
逆に見せたいからだと言っていました。
地上階の通りに面した家の窓の中も通行人には丸見え。
日本人にとってはちょっと不思議な光景で「見てはいけない」と
ついつい目をそらしてしまうのではないでしょうか?

その友人によるとカーテンを閉めないのは、
隠すことがないからと言った意思表示でもあるそうです。
そして、家の中をどれだけキレイにしているか見てもらいたいという説も。
こんなにキレイにしているのよ、ほら、見てちょうだい」

それだけ自分の住まいに
誇りを持っているからこそできることだと思います。

また、冬は比較的日が短い冬の間はできるだけ
自然光を取り入れたいこともあるのと、
中からの景色を遮ってしまうこともあります。
シアカーテン(レースカーテン)をつけない家も多いです。
(それは我が家も一緒!)

この話を聞いてからはオランダへ行くたんびに
他人の家の中を覗くようになりました。
ベルギーと隣国同士であるため、
車でちょっと走れば国境をすぐそこに。
当時住んでいたアントワークからですと、
東京から横浜へ行くみたいな感覚で
週末は日帰りのプチ海外旅行もよく楽しんでいました。

「見てもらいたいのであればじっくり見てあげましょう」と
通りがかりに丸見えの部屋の中をちらちら見る私。
(そこでじーっと立ち止まって覗き込むような
怪しいことは決してしてしませんのでご安心を)

そして確かに、どの家もキレイ。
余計なものは出ていないし、
インテリアもオシャレ、
とてもシンプルで丁寧な暮らしをしているのがわかります。


Photo by Quang Nguyen Vinh from Pexels

夜になってもカーテンが開いたまま、
窓際のテーブルで家族で食事をしていたり、
ソファで本を読んでいる姿が。

外を歩いているとまるで窓から浮き出るような照明の
優しい光がまた絵になります。
なんだかとてもほっこりしたような光景。
アンデルセンの「マッチ売りの少女」の物語を
ついつい思い出してしまうような。
北ヨーロッパ独特の光景かもしれませんね。

そんな暮らしの風景を誰に見られても恥ずかしがらない
自由な気持ちで生きるオランダ人が私は好きです。

人にどう思われているか気にしない、
自信を持って伸び伸びと暮らすことこそ、
本当に暮らしを愉しむことなのでしょう。

東京のような大都会では防犯のことを考えてしまうし、
そこまで丸見えにする自信もありません。

でも、この大きな木のおかげで夜でもカーテンを閉めずに
この良い季節が昼も夜も満喫できています。

窓に面した机に座っている時、
通りがかりの人とは時々目が合いますけどれどね。
きっととても不思議な光景だと思いながら
我が家を通り過ぎるのでしょう。

2019年4月27日土曜日

しまうものいっぱい!シューズクローク問題を解決!

                    Hello and Welcome!


Home Life Styleのヘザー ブラッキンです。
イギリス人の父、日本での暮らし、長年のヨーロッパ生活、
インテリアデザイナーとしての仕事から得た
インテリアのこと、収納のこと、暮らし全般のことを発信しています。

「ヘザーってどんな人なの?」と思われている初めての方、
ぜひこちらもどうぞ ♫

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新築の計画の際に考えることはたくさんあります。
そのなかでも収納にもっとこだわるようになってきた時代になりました。
収納がある場所にモノをとりあえずしまったり、
壁があれば必要な時に家具を増やす時代から今はステップアップし、
ライフスタイルや持ち物に合わせて収納もよりカスタマイズされるようになりました。

新築を計画中のN様からご相談いただいたのは今年の冬頃。
間取りや収納スペースに関して相談されたいとご依頼いただきました。
N様は現在、女の子と男の子と小さなお子さんが2人の4人家族。
初めてのマイホームでこれから長く住むことも考え、
しっかりした収納プランを立てたいとご要望があり、
合計3回にわたって収納のコンサルティングを行いました。


お悩みの箇所はいくつかありました。

●玄関に下駄箱をつくるべきか、またはシューズインクロークに家族分の収納が可能かどうか。
⭐︎今日のブログのテーマです!

●それぞれの部屋にクローゼットが必要か、それともファミリークローゼットでも大丈夫なのか。
⭐︎ファミリークローゼットにちょっと憧れがあるようでした。
でも、娘さんがお年頃になった時にはどう変わるでしょう?

●キッチンをアイランド型、またはペニンシュラ型のどっちが良いか。
⭐︎活動線に大きく関わってくることです。

●生活にひつようなモノが当時の図面の間取りで全部入るかどうか、
そして屋根裏収納をつくるべきかどうか。
⭐︎外観や予算にも大きく関わってくるところなのでまず収納スペースを
確認されてから設計さんとご相談されたいとのことでした。
⭐︎ライフスタイルや持ち物に合わせてのヒアリング、そして収納計画を行い、
今回は他の場所に収納スペースがしっかり確保できました。


そしていちばんに気になっていた:

シューズインクロークの計画

最近、「玄関は何も置かないですっきり、靴は全部シューズインクロークにしまいたい」
とおっしゃる方が増えてきました。

靴以外にも傘やベビーカー、ゴルフバッグなど、他のモノを隠して収納ができれば玄関もすっきりしますよね。
でも、ただ玄関の横にスペースを設けるだけではなく、
使い方、何をしまいたいのか、どのようにしまいたいのか、
そして動線も含めてしっかりとプランニングすることが大切です。

Photo by Lisa Fotios from Pexels

N様の場合、玄関の幅が限られていることから、
シューズクロークは幅が80cmほどのちょっとした廊下のような細長い通り抜けができる
ウォークスルータイプを当初予定されていました。

ウォークスルーのシューズクロークは第2の玄関のように使えるのが大きなメリットです。
日々の出入りはシューズクロークを通り、靴も全部そこに収納できれば玄関もすっきりしますよね。

ただ、デメリットとしては、通り抜けをするためには出入り口が2つ必要となるため、
形や広さによっては分収納をつくるスペースが減る場合もあります。

N様の場合はまさにそうでした。

正面には手洗い用のシンクを設置する予定であったため、
動線を確保することも考えると棚は南側の1箇所にしか作れないのが問題でした。
家族分の靴、ベビーカーや傘、お子さんが公園で遊ぶおもちゃを全部入れるのにはやや厳しい状態。
さらに花粉症がひどいため、コートもできればここ掛けられたら、とのご要望もありました。

最初は横の壁にも棚をつけるプランだったのですが、
幅が80cmしかないため、通路がかなり狭くなります。
棚の奥行きは30cmは欲しいので残りの通路が50cmとなってしまうと
ぎりぎり通ることはできても手の上げ下げが厳しい広さです。
そうなると棚のモノの出し入れも難しく、
低い位置のモノを出すためにしゃがむスペースもありません。

毎日の出入りに使うのにはちょっとストレスになってしまうのでは、と心配でした。
また、コートを掛ける場所が確保できません。


                 

メジャーを使ってシミュレーションもしながら実際に空間のイメージをしていただきました。
やっぱり厳しい、とご本人もご納得。

シューズクロークの幅を少し広めにすれば問題は解決できますが、
せっかく広く使いたいと思っていた玄関が逆に小さくなってしまいます。

そこでご提案してみたのが、シューズイロークを2つに分けるアイディアでした。
ウォークスルーではなくなりますが、収納としては使いやすくなる案です。

空間を壁で2つに分け、玄関から入る土間の部分には
靴や傘、将来もしかしたらベビーカーも置けるスペースをつくり、
ホール側にはそのまま手洗いのシンクを残しながら
コートが掛けられるハンガーパイプを設置しクロークとして使えるスペースをご提案。




ウォークスルーでなくなることでもともとのコンセプトからは大きく変わりましたが
棚はたっぷり付けられ、大きめのものも置けるようになりました。
念願のコートを掛けるスペースも確保できました

回遊できる動線は一般的に使いやすいと言われています。
行き止まりがなく、くるっと回れることで移動距離が短くなったり、
混雑を避けることもできるので生活の上でとても便利です。

ただ、空間の使う目的も考えることが大切です。
回遊できることで動線が良くても収納としての機能を果たせなければ
シューズクロークとしての意味を失ってしまいます。

動線はもちろん、空間の意味を考えての間取り計画が大切です。

今回、一つだけ残った問題が靴の出し入れのための動線でした。
シューズクロークがウォークスルーでなくなる場合、
玄関に日々履く靴がしまえた方が便利でしょう。

ご家族や設計士さんとじっくりご相談のうえ、上記のプランで決定!

当初のプランからは大きく変更になった部分もありますが、
不安が解決できてかなりホッとされた様子でした。

夢のマイホームの完成まであと少し!

これからの家づくりのプロセスも楽しんでいただき、
人生の中での素敵ない思い出になりますように♫

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Home Life Style では、このように設計計画中の新築の収納や間取りに関してのご相談を承ります。
ライフスタイルや持ち物に合わせた収納計画を、
女性目線ならではのアドバイスが提供できる住空間収納プランナーにご相談してみてはいかがでしょう?

ご興味のある方は是非、こちらよりお気軽にお問い合わせください

 ホームページからも詳しい情報がご覧になられます。





2019年4月15日月曜日

DIY家具の基本とは


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Home Life Styleのヘザー ブラッキンです。
イギリス人の父、日本での暮らし、長年のヨーロッパ生活、
インテリアデザイナー、収納プランナーとしての仕事から得た
インテリアのこと、収納のこと、暮らし全般のことを発信しています。


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DIYの棚づくりの基本は寸法です。

そもそも私の場合、DIYで棚を作るシチュエーションとは、
サイズ的にぴったりフィットする家具が市販では見つからないから
といったケースがほとんどです。

なので寸法から始まるのが当然のこと。

置きたい場所と入れるモノの寸法さえ分かれば
プラニングも着々とすすんでいきます。 

つまり、寸法といったスタート地点があると計画もしやすいのです。

ただ、寸法に合わせて考え始めるとデザインにどうしても限りが出てくることも。

入れたいモノの場所をしっかり確保したうえで
微妙に余ったスペースができるのこともあります。

そんな余ったスペースの有効活用法や、
寸法に左右されながらインテリアに合うデザインを考えるのも
DIYの楽しみのひとつだと思っています。

ここで想像力と個性を生かすのです。

この与えられた空間とサイズでどのようなことができるか考えるのが
まるでパズルを嵌め込むようで私は大好きです。



もう15年以上前に作ったこのキッチン収納がまさにそうでした。

下の引き出しはIKEAのミニチェスト。2つ並べたところで横幅が決定。
高さも、チェストの上から吊り戸棚の下までの高さで決まり。
(ぴったりですと入らないので5ミリぐらい小さめに作りました)

入れたいモノは、調味料や粉物が入ったガラスジャーでしたので
ジャーのサイズを測って棚の位置を決めました。

ダボ用の穴をつくり、可動式の棚にする選択肢もありましたが、
当時の私はそこまで考えず(ハードルが高すぎ!)
シンプルに固定の棚にしました。



2段にするか、棚をジャーに合わせてギリギリに設置し、
余ったスペースにもう1段棚をつけるか考えたところ、
スパイスや小さな瓶が入るスペースがあると便利なので
棚を思い切って詰めて取り付けました。

ジャーの数に合わせて横幅を決め、
背の高めのものが入るよう、横の余ったスペースには棚を2段つけることにしました。

下のミニチェストと合わせてペンキを塗ったら完成。
手作りの棚と市販のチェストといったパーツを組み合わせても
寸法を合わせ、同じ色に塗ったら1つの家具に見えませんか?

ここで一つだけ反省点を明かしましょう。


6個あったこのジャー。
ベルギーに住んでいた頃、IKEAで買い、形が気に入っていることもあって
ずっとそのまま使い続けてきました。

でも、ある意味このジャーにこだわり過ぎたことが
初心者らしい間違えだったのかもしれません。

時が経ち、2つほど壊れてしまいました。

残念ながらこのジャーは廃盤となり、現在IKEAや無印良品などで売っているジャーは
微妙に大きすぎるか小さめになってしまい、棚にぴったり入るサイズがありません。

小さめのを買うしかない。
そんな理由で、下の段には少し小ぶりのジャーが2つあるのです。

お塩とか少量しか使わない調味料には
この大きさでも全然よいので不自由はありませんが
不揃いになってしまったのが最初は気になって、
売っている定番サイズのジャーに合わせてまた作り直すことも考えました。

でも、時間が経つうちにこの不揃いも自然に見えて良いのでは、と思うように。
揃え過ぎてカチカチよりも、ちょっと崩れた感じが逆に好きになりました。
もっとミスマッチにしても良いかも、と思っているぐらいです。

もうちょっと余裕をもって作るのが正解だったのかもしれませんが、
特注の造作家具でもあるわけではなく、ホームセンターの板で作った
簡単DIY棚ということでこれは良しとしましょう。

とはいえ、DIYはやっぱりまずは寸法から考えることが大切です。


2019年3月22日金曜日

春の模様替えのためのインテリアカラー

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Home Life Styleのヘザー ブラッキンです。
イギリス人の父、日本での暮らし、長年のヨーロッパ生活、
インテリアデザイナーとしての仕事から得た
インテリアのこと、収納のこと、暮らし全般のことを発信しています。


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東京では桜の開花発表もあり、いよいよ本格的に春の気配が感じてくる頃です。
来週ぐらいはお花見も楽しめそうですね。

春の模様替えもしたくなる頃です。

日本での春の人気カラーといえばやはりピンクかな?

日本の暮らしや風景、様々な伝統の中で新しい始まりを象徴する色だと思います。

春に咲く桜の色に合わせてちょっとしたピンクのアクセントカラーをインテリアに加えたら部屋の中も一気に春らしく変身するはずです。



欧米のキリスト教徒の国々では春といえば最大イベントは復活祭、イースターです。
今年のイースターは4月21日。日本でも最近少しずつ話題になっていますね。

卵を鮮やかに塗ったイースターエッグをご存知の方も多いでしょう。

そんな欧米の人たちは3月ぐらいから
イースターに向けて少しずつ春の模様替えを始めます。
イースターはクリスマスのようにこれといったデコレーションはありませんが、
黄色や新緑のような鮮やかな緑をアクセントに、
部屋を春らしく演出するのがポピュラーです。

黄色はイースターを象徴するスイセンの色。ヨーロッパでは日本より少し遅く、
ちょうど4月頃に咲くことからイースターの花として知られ、
人に贈ったりもします。
チューリップもまたイースターの人気フラワー。
4月の中旬にはオランダのチューリップシーズンがピークを迎える頃です。



その一方、トレンドもあれば皆さんのインテリアへの意識がレベルアップしていることもあり、最近では季節の模様替えは色ばかりではなくなってきている傾向も見られます。
(昔のヨーロッパだったらとにかくあらゆる場所に黄色を使えば良い、みたいなところもありました。若い頃の自分の部屋を思い出すと今ではゾッとします!)

とくにニュートラルが人気の今、
春になるとより明るいニュートラルトーンを取り入れたり、
色より質感で季節を表す人も増えてきました。
気温も上がってくると軽めで肌触りの良いファブリック、天然素材など、
自然界をより身近に感じられるような素材を使いたくなるのでしょう。

そこに少しだけピンク、黄色、またはグリーンをプラスすれば部屋もパッと春らしく、
ハッピーは表情に変わるはずです。
花でもクッションやスローの中の小さな模様でも、コーヒーテーブルの上に置く本でも。

春は新しい始まりの季節です。
小さな模様替えで新しい季節を迎えませんか?

こちらもぜひご参考に!
 ↓
















2019年3月15日金曜日

寝室に欠かせない3点せっと:ベッド、ヘッドボード、そしてサイドテーブル

寝室のベッド周りで大切なのはもちろんベッド本体ですが、
それと同時にヘッドボードとサイドテーブルも一緒に考えたいものです。

この3つの要素を一緒に考えて寝室のインテリア計画を始めませんか?

そもそもヘッドボードとは何のためにあるの?
とよく聞かれることがあります。


見た目の良さはもちろんです。
完成度が高く見え、ベッド周り全体にまとまり感が出ます。
素敵なヘッドボードはフォーカルポイントとなり、
寝室のインテリアをつくりあげるとも言えます。

でもそれだけではありません。
背もたれとして使ったり、
枕がベッドと壁の間にズレ落ちるのを防止する役割もあります。

サイドテーブルはもちろん、照明器具を置くには欠かせません。
それに合わせて、本やメガネを置いたりもしますよね。
お水とか、寝る前に外したアクセサリーとかも。

ちょっとした物が収納できるタイプだとさらに魅力的です。
例えば引き出しがあったり、棚がついていたり。
チェストや小さな本棚も結構人気あります。


では、ベッドとヘッドボードとサイドテーブルがどう関係してくるか、
そしてどう選べば良いのでしょう。

一つはセットで揃える方法です。
それぞれをセットで買うか、一体型になっているタイプか。
でもものによってはちょっとひと昔風で面白みがない場合もあるので
マッチングしたい時にはデザインや素材にもこだわりたいものです。
全体がマッチングしているシーンはよりフォーマルで落ち着きがあります。


日本では、ベッドとヘッドボードがセットになっていることが多いですね。
サイドテーブルで少しヴァリエーションをつけるとより個性が出ます。

「難しいなあ」と思ったら、ベッドとの共通点が一つでもあるテーブルを
選ぶと統一感が出しやすいです。テイスト、または素材や色など。

最後に、ヘッドボードがついていないベッドの場合ですとどうでしょう。
我が家がまさにそうでした。
ヘッドボードを後付けにするのは海外では結構一般的です。
好きなファブリックで布張りのヘッドボードにしたり、
部屋の雰囲気に合った素材のものを買ったりオーダーします。

我が家の場合は手作り。
イメージしていたヘッドボードがなかなか見つからなかったため、
板を組み合わせて作りました。
ペンキを塗った、手作り感を生かしたヘッドボードです。



サイドテーブルも、雰囲気に合うものを探したのですが
良いと思ったものの天板の色が茶色だったため、
同じサイズの板をヘッドボードと同じ色に塗ってはめ込みました。
(幸いなことに取り外しができる天板だったので)

話は少し変わりますが、
先日、システム家具を専門とされるCuumaさんの青山のショールームで
イタリアの家具メーカー、メリディナーニーのプレゼンテーションに行ってきました。

そこで見た美しいベッドに思わずため息。

グレーのベースに布張りのベッド本体がのっかっていて、両サイドは
自由にサイドテーブルとして使う部分の素材や形が選べる、フレキブルで
自分なりにカスタマイズができるオールインワンタイプです。
片側はベースと同じ素材でグレーの箱のようなシンプルなテーブル。


反対側は大理石の天板。

全体がとても落ち着いた雰囲気ですが、サイドテーブル部分の素材を変えたことで
シンメトリーを少し崩すこととなり、よりインパクトが出ているように感じました。



そう、サイドテーブルをなにもシンメトリーに
お揃いにしなければいけないルールはありません。

全く違うテーブルをベッドの両サイドに置くのもなかなか面白いですよ。
そんな時の失敗をしないコツとしてはやはり共通点を持たせることです。
色か素材か形でも。


ベッド、ヘッドボード、サイドテーブルをまず考えてから
次にベッドリネンを選ぶと良いでしょう。

「寝室はだれも見ないから」といって優先順位が低くなってしまいがちです。
でも、人生の三分の一を過ごす空間だからこそ見逃したくないところです。
美しい寝室は快適な睡眠にもつながるはず。

ご自身のために素敵な寝室にこだわって見ませんか?

ヘッドボードについてもっと知りたい方はぜひこちらも合わせて。


2019年2月20日水曜日

アートを飾る時

壁にアートを飾る時には様々なことを考えています。
何を飾りたいか。どこにどのように飾るか。
今回はこの、フィレンツェのドゥオーモのポスターのお話です。



だいぶ前にドゥオーモのミュージアムショップで買ったポスターです。
フィレンツェは妹が住んでいる街。
私自身がベルギーに住んでいた頃、よく遊びに行き
思い出がたくさんある大好きな街となりました。

写真で見てもお分かりのようにポスターはかなり大きなサイズです。

でもインパクトがあって部屋のはっきりしたフォーカルポイントになっています。

フレームはサイズに合わせた特注品。
結構重さもあります。

だから壁にかけるのはやや不安。
それに、これぐらいの大きさですと天井の高さや家具の大きさも考慮して
バランスよく壁に掛けるのが難しいため家具の上に置いて立てかけています。

部屋に入った時にちょうど目線の高さとなりました。

あとは、どうすればより引き立てらるかを考えました。
白い壁がバックだと馴染みすぎてしまうのでちょっと残念。

モノクロのポスターを活かすと同時に程よく馴染ませるために
色はイギリスのペンキメーカーのFarrow & Ballの ダウンパイプという色を選びました。
黒でもなく、チャコールグレーでもなく、紺でもない絶妙な色です。
その絶妙さがまた色に深みを出しているのでしょう。




窓のシェードもダークな壁と馴染むリネンのシェードに。
全体が落ち着いた感じになりました。

ポイントをまとめると、

●自分に意味のあるものを飾るとより楽しめます
●飾る場所は壁の広さや天井の高さ、家具のサイズとのバランスが大切
●高さは目線ぐらいがベスト
●壁に掛けなくても、立てかけもOK
●背景の色を考えてあげるとアートがより引き立ちます

ダークを背景に手前に白が飛び出るようなこの壁はお気に入りのスポットです。


2019年2月8日金曜日

理想な暮らしができる住まい

インテリアづくりは理想な自分や、理想な暮らしをイメージしてみるところから始めるのが大切だと思います。

この空間で何をしたいのか。
どんな暮らし方をイメージしているのか。
ここにいる自分はどんな気持ちなのかを想像します。

理想や夢で良いのです。
理想から現実へつなげていくのはこの後のステップですから。

例えば寝室の場合、快適に眠れることはもちろんのこと、
朝、起きた時の自分をイメージします。
どんな気持ちで起きたいか。
どのような空間に自分がいるのか。


これが私の夢の朝時間です。

大きく伸びをしながらゆっくり目を開けます。
この瞬間、これからの一日が楽しみになり、わくわくします。
ベッドは快適で、上質なリネンのシーツの肌触りが最高。
理想の世界では半袖の白いコットンのパジャマを着ています。

開いている窓から吹いていくる優しい風にゆっくりなびく
真っ白な薄いリネンのカーテン。
 カーテンが動くたんびに、暖かい日差しが覗きんできます。
ちょっと眩しいぐらい。

ベッドから立ち上がり窓へ行き、
両手でカーテンを開けてまた大きく伸びをして深呼吸。

外に見えるのは庭。芝生がまだ朝露でキラキラと光っています。
そして大きな木が1本。木からは小鳥の鳴き声が聞こえてきます。

そこにいる自分は裸足。
無垢の木を白くペンキで塗った床を裸足で歩くとどこかスーッと気持ちが落ち着きます。天然素材の優しさでしょうか。

開いているドアから淹れたてのコーヒーの香りが。
夫がつくるコーヒーは特別に美味しい。
( 現実ではいつも朝はミルクティーですが、やっぱり香りはコーヒーですよね)

ようやく目が覚めた愛犬ボニーも大きな伸びをしてから立ち上がります。
そして一緒に1階へ。
階段にはジュートのラグが敷かれていて、ザラザラしているけれど
素足の裏のこの触感は結構好き。
老犬であるボニーも、これで滑らなくて安心です。

キッチンへ行き、勝手口のドアを開けるとボニーが嬉しそうに庭に出ていきます。
ドアはそのまま開けっ放し。理想な暮らしでは毎日お天気が良いから。
ボニーが自由に出入りできるようにしてあげられるのも私の理想。

キッチンのテラコッタの床が冷たくて気持ちがいいです。

壁が白でチャコールグレーにペイントしたキャビネットがあるキッチンの真ん中にはパイン材でできた正方形のアンティークの大きなテーブルがあります。テーブルの真ん中にはたくさんの白いマーガレットが入った大きなジャグ。
まるで昨日、庭から摘んできたような無造作な飾り方。

椅子を引いてそこに座り、夫が淹れてくれた濃いめのコーヒーにミルクをたっぷり注ぎ、
テーブルの上に置いてある新聞を手に取って目を通しながら夫と会話をしている自分が
とても幸せで落ち着いているように見えます。



現実に戻りましょう。

この理想の暮らしをそのまま実現するには今の家から引っ越し、
場所も移り、新しい家を建てるかその通りにリノベーションができる古い家を探すことになるでしょう。

でも、この理想の朝の中には今の住まいに取り入れられる要素もたくさんあれば、
すでに取り入れていることもあります。
こんな理想を想像しながら、住まいづくりを楽しみ、
自分の夢を現実に近づけるのです。

目をつぶって、ゆっくり深呼吸をしながら夢の1日を描きます。
夜、寝る前にとか疲れている時、リラックスしたいときなど。
ノートに書いたり、
ボードに写真を貼りながらイメージをつくりあげていくのも一つの方法です。

インテリアや見た目のことだけではなく、
実際にその空間にいる自分を想像することが大切です。

家づくり、部屋づくりは理想な暮らしに向けてのあくまでも途中のプロセス。
最終的な結果はその出来上がった家や部屋にいる自分がどう過ごすか、
どのような気持ちになれるかです。


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簡単そうに書くけれど、なかなか難しいなあ、と思われた方、
インテリアイメージコンサルティング」でも理想の暮らしのイメージづくりや
それに近づけるためのインテリアづくりのガイダンスが可能です。
ご興味のある方はこちらからどうぞ。