2020年8月13日木曜日

家具が映える壁

こんにちは!

Home Life Style のヘザー ブラッキンです。

生まれ育ちは日本。父はイギリス人、母は日本人。

私はホームスタイリスト。

住まいのインテリアのご提案、収納スペースのデザイン、インテリアスタイリングの仕事をしています。

このブログではインテリアをはじめに、暮らしをトピックとしたことをアップしています。

ぜひお楽しみください!

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久しぶりの投稿。

今日は、壁の色と家具の色との関係のお話です。


壁の色によって家具を選ぶか。

それとも家具の色によって壁の色を決めるか。

どっちが先?


壁の色も、家具もまだ決まっていなければ同時に選べられるのが理想ですよね。

部屋はトータルでコーディネートをしたいものです。

でも必ずしも一度に全部、ということもいかないことも。



壁に合わないからといって家具を買い換えるってこともちょっと...


あっちにある家具をこっちへ移動するはというのはもちろんできます。

その家具をそっちで使うのであれば、ですけれどね。

動線や全体のレイアウトやバランスを考えるのも大切です。


今持っている家具の背景としてどんな色が合うかをイメージをし、

壁を塗ってしまった方がコスパも良く、早くできてしまうのでは?

1面だけだったらペンキ1缶と道具があれば1日でできちゃいますし。

そして好きな家具がより映えます。


自宅の仕事部屋では白いアンティーク家具を置いているのに、

以前は壁も白くて、家具の良さがまったく見えませんでした。

そこで、壁をダークな色に塗ったらパッと飛び出るように、生き生きとした息が吹き込まれました。

大きなポスターも同様。


家具もポスターの特徴や良さがより目立つようになったのです。
















白い壁に白い家具を置くのはNGというわけではありません。

ここで誤解がないように。


でも、白でも数えきれない種類があります。


雪のような純白、ちょっと黄色がかっている白。

青味が強かったり、若干赤のある白。グレーっぽい白。

白い家具と白い壁を合わせる時はそんな白を意識すると良いでしょう。

白同士が喧嘩しないように。


机の白と、その横のキャビネットの白は実は若干違います。

机はすごーく白。純白に近い色です。

キャビネットは若干黄色味ががっています。薄いクリームっぽい白です。


壁も白かった時、その白もまた違ってうっすらとグレーがかったクロスでした。

クロスだけだったらそれほど分からないけれど、他の白を近くに置いた時にすごく違いが目立ちました。

違う白を合わせると、どれかの白が他の白を汚く見せたてしまうこともあり、

それも気になっていました。


もっと優しい白をクロスの上から塗ったこともあります。

全体が綺麗なホワイトで明るくて家具も壁と優しく馴染んではいたのですが




個人的には物足りなく、ダークに塗り替えたのです。


壁をダークに塗ったことで白は2種類に減って

机とキャビネットの微妙に異なる白も気にならなくなりました。

壁の色が自然とまとめ役になってくれたおかげです。

今、流行りのホワイトインテリアでは白の種類や数も注意したいポイントですね。

全てのものを全く同じ白で揃えるのは難しいですけれど、少なくても

白のトーンを揃えると綺麗に見えます。

または違う色を1つでもプラスしてワンクッションとしての役割を持たせるとか。

小物やラグ、グリーンでも良いですが、

壁の色で調整してみてはいかがでしょう?


今回はペンキで塗った話をしましたが、もちろん、クロスや壁紙でもOK です。

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