最近の新しい家ではウォークインクローゼットが当たり前のようになってきました。
憧れのウォークインクローゼットですよね。
海外ドラマを見ると目が飛び出るような美しいクローゼットも見かけます。
まるでブティックのような。
我が家にはウォークインクローゼットはありません。
寝室にあるクローゼットは主人が使っていて、
寝室の隣にあるゲストルームのつもりの部屋に大きなクローゼットを置き、
そこが私の「ウォークインクローゼット」。
ウォークインクローゼット兼物置兼ゲストルームのような部屋ですが...
収納のコンサルのお仕事で出会うお客様の多くは、
理想としては衣替えしなくても良い生活がしたい、
とおっしゃいます。
年に2回の衣替え、結構面倒ですよね。
一気にできれば良いのですが、今年なんて、
気温の変化があまりにも激しいのと
なかなか時間がなくて今のところまだ、
中途半端な「半衣替え」の状態となってしまいます。
「半衣替え」とは、夏服は片付けていなくて、
秋冬のニットや長袖が入ったケースだけ、
例のウォークインクローゼット兼ゲストルームのベッドの上に開けたまま置いてある、
といった、恥ずかしい状態です。
収納のプロとしてはあまり良いお手本ではありませんので真似しないでくださいね。
さて、ウォークインクローゼットがあれば衣替えをしなくても良い、
それって話では理想に聞こえますよね。
右側が春夏、左が秋冬とか。
確かに、楽そう。
でも一つだけオチがあります。
それは、洋服がずっとかけっぱなしや
引き出しに入れっぱなしの状態になってしまうこと。
衣替えをするのは、着られなくなった服や、汚れていたり色あせていたり、
ただもう着なくなった服を引き抜いて処分する良い機会でもあります。
衣替えをしないで一年を通して洋服がハンガーにかけっぱなしや
引き出しにしまいっぱなしですと、
思い切らないとなかなかそのチャンスが訪れません。
思い切らないとなかなかそのチャンスが訪れません。
とくに引き出しの服は忘れられがちです。
ですから、本当に衣替えをしなくても良いクローゼット計画が良いかどうかは、
衣替えをしなくても定期的に洋服の管理ができるかどうか次第なのではないでしょうか。
私は絶対に衣替えがないと服は減らないタイプ。
でも、いざ衣替えの時がくると思い切って大量の服を処分します。
年に2回そんなきっかけがあるから服もあふれずに
なんとかクローゼットや引き出しのなかに収まっているのです。
実は洋服だけではなく、例えば夏の終わりに扇風機をしまったり、
季節ものを片付けるたんびにわが家ではものの整理が始まります。
ですので、季節のライフスタイルの切り替えとは本当に大切だと思っています。