2016年9月7日水曜日

インテリアの流行色とは

先日、インテリアペイント会社ののカラーワークスさん主催の
アメリカのペイント会社、BEHRのカラートレンドセミナーに行ってきました。


BEHR社では毎年20色のペンキの新色を出しているのですが、
その20色が、それぞれに特徴がある3つのグループに分かれているのです。
COMPOSEDと呼ぶのグループは落ち着きのある、
少しグレーがかったスモーキーな色。
COMFORTABLE グループはパステルが入った優しいカラー。
CONFIDENTグループの色は力強いはっきりした色。



一つのお部屋をそれぞれのグループからの色でコーディネートをした時、
部屋の印象が全く違ってくるところが印象的でした。

この3つの色のグループの中でもみなさん、きっと当てはまるのがあるはず。
私は一目でCOMPOSED派であるのがわかりました。
グレー好きですものね。

ところで、グレーとはこの数年、ステディーにトレンドカラーであり続けています。


BEHR社のペンキのトップセラーもやはりグレー系。
グレーをベースに、アクセントとして別の色が使われるのが
今では最も見られるスタイルかもしれません。
お部屋がグレー一色では、いかにも「灰色」でパッとしませんですからね。
私は真っ白を合わせてパッキリとした雰囲気が好きですが、
グレーをベースに赤や青、紫など自分が好きな色をアクセントとして加える人も。



セミナーで私にとって最も衝撃だったのが
このグレーのトレンドが、少しずつブラウンに変わりつつあるといった情報でした。

まだまだグレーはトップカラーです。
でも、そんなグレーに少しずつ温かみが入り、
ブラウンがかってきた色もポピュラーなのはは確かに 自分でも感じていました。
もやもやっとしたグレー。
実は昔からの私が好きな色でした。

わが家の壁も、もやもやっとしたグレー。



世間ではよく「グレージュ」(グレーとベージュのミックス)
と呼ばれることもありますね。
ちょっとその呼び方は好きではないのですが、まあ、
グレーのトレンドが少しずつブラウンに移り変わっている
プロセスの中での流行りでもあるのかもしれません。


もう一つのトレンドとは、メタリックのアクセント。
メタリックの中でも、ゴールドやカッパー系の色が流行っているそうです。
ベッドフレームや照明器具など、ポイント的に入れるのが今風の使い方。
シンプルでモダンな空間の中にシャープにゴールドを入れるということ。
ゴールドだれけのゴージャス系はちょっと時代遅れかも。

今回のセミナーでは刺激をたくさん受け、今後の色の使い方について
たくさん考えさせてくれて楽しかったです。

インテリアトレンドとは、ファッションと違って長く続きます。
ですので焦る必要はありません。
今のトレンドをお部屋に取り入れても、
来年古くなるとかということはないので
ぜひ何か新しく加えてみてはいかがでしょう?