2012年1月6日金曜日

Twelfth Night


1月5日はクリスマスシーズンの最後の日。そして6日はキリスト教ではエピファニー(公顕祭)。キリスト教では、3人の博士たちが生まれたばかりのイエス・キリストに会いに東方からやって来た、と言われている日でヨーロッパの国々では様々なお祝いのしかたがあるそうです。

イギリスではTwelfth Night (12夜)と呼ばれ、クリスマスシーズンも今日でおしまい。 

この日まで続けて来たクリスマスに関わるさまざまな儀式の締めくくりにキングス・ケーキ(王様のケーキ)と呼ばれるフルーツケーキを食べます。ケーキの中には赤ちゃんであるイエス・キリストを表す豆が一個だけ入っていてその豆を当たった人は一日だけ「王様」になれ、色々な権利が与えられます(簡単に言えば、威張ったり、周りの人に命令したり、好きなことが何でもできる、ということです!)。

今日まで家中を華やかにしてくれていたデコレーションやツリーのオーナメントも取り外します。



そして次のクリスマスまでクローゼットの中で大切に保管。


そう言えば、ベルギーではこの翌日に市がクリスマスツリーの回収を行っていたことを思い出しました。前の晩から家の前にみんなツリーを出して道路沿いはクリスマスツリーでいっぱいで「今年も終わってしまったんだ」と思わせるちょっと寂しい光景でした。 確かに、ツリーの処分って大変ですよね。今年は鉢植えのツリーにしたためこれからルーフテラスでがんばって育てる予定です。

そしてもうひとつ、イギリスではクリスマスイブからずっと暖炉で燃やし続けていたユールログ(Yule log)と言う大きな薪はついにこの日に消します。ユールログとは魔除けのような役割もあり、残った灰は次のクリスマスまで大切にとっておくそうです。

日本での暮らしではこの時期はヨーロッパ風のクリスマスと日本のお正月がかなり入り交じっていますがごどちらも大切。両方の文化や伝統を守りながら忙しく、楽しく過ごしていた年末年始もいよいよおしまいに近づいてきました。いよいよ本格スタートってことですね。


2012年1月2日月曜日

A Happy New Year !
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

のんびりしたお正月を過ごしています、と言いたいのですがなかなかのんびりできない性格なので常に動き回っている感じ。でもさすがお正月、その動き回っているペースが違いますね。のんびりと動き回っています。お散歩したり、ジョギングしたり、音楽を聴きながらペンキ塗りをしたり。

年末に体調を崩してしまったベイリーは元気を取り戻し、お正月は朝から河原で追いかけっこもできるぐらいになりました
でもまだ弱っているせいか、家に戻ったらかなり疲れ気味。

いつもそばにいたがるので書斎の床にヨガマットを置いてその上から毛布を敷いてベッドを作ってあげました。あまり美しくはないけれどとりあえずのベッドを、と思って。いつでも丸めてどこかにしまえるし、移動できるし。

過去に犬用のかわいいベッドやクッションをいくつも買ってあげたのに全部拒否されました。結局飼い主の汗臭いヨガマットが一番安心んできるのでしょうか?

でもこれだったら2匹一緒に寝られじゃないですか!
相変わらずボニーが良い場所を占領してベイリーが端っこになってしまいましたが。

オシリ向け合って、喧嘩中の夫婦みたい。



全く何も分かっていないんだから、ボニーったら。
本来はベイリーのためのベッドなのに。

相変わらず自己中心的なボニーですが実は12月の頭にベイリーの様子が変だと最初に知らせてくれたのがボニーだったのです。本当に危ない状態だったのでボニーには感謝いっぱい。
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ベイリーがかわいそうなのでヨガマットの上に毛布をもう一枚敷いてあげたら喜んでくれました。

でもしばらくするとボニーはこんな状態。
こんなにはみ出して寝るのなら最初からマットなんて必用ないじゃない!



絶対にベッドやソファなど、高い家具の上では寝れない子です。
階段で寝ていて寝返りをうったら落ちたこともありぐらいですから。
まあ、人間でもいますよね、寝相がかなり悪い人は。

犬達にとってはのんびりした幸せなお正月みたいです。

2011年12月31日土曜日


楽しみにしていた一冊の本が先日届きました。

HOME KITCHENS
「幸せをつくり出す、オーダーキッチンのある暮らし」



「22組の普通の家族のそれぞれの幸福なキッチンそして食卓」
のサブタイトルがとても魅力的。
お隣に住むAさんのお宅かもしれません。

それかもしかしたらお向かいのBさん?

それぞれの家族が自分たちの家族構成やライフスタイル、
趣味や想いに合わせて作ったオーダーキッチンの
お話がたくさん詰まった一冊です。

「キッチンの紹介」というより、本当に一つ一つの家族と
キッチンのストーリーになっているところがまたユニークでとても面白いです。

ページをめくるたんびにそのご家族の世界に引き込まれるような、
読んでいてとても気持ちの良い本でした。



家族構成やライフスタイルによって
どのようなキッチンが自分に合うか、みんな違います。
その空間の特徴に合わせながら
自分にぴったりのキッチンができるのが
オーダーキッチンの素晴らしさです。



22組の普通の家族の、それぞれ違った特徴のある22のキッチンのお話を読みながら自分もその22組に加わったらどのようなストーリーになるんだろう、
どんなキャッチフレーズがつくんだろう、とちょっと夢を見させてくれました。 



イギリス人はキッチンとは家の心臓(ハート)であるとよく言います。

家族の幸せはキッチンから始まるとも言われます。

キッチンとは家の中では一番動きのある、
一番イキイキした場所ではないでしょうか。

美味しいお料理ができ上がる場所だけではなく、
楽しい会話やコミュニケーションの場、
家族やお友達との絆を深める場所でもあるのだと思います。

お料理をしながら家族とお話をしたり、子供が宿題をしたり、
趣味の何かをやる場所であったり。

どれだけ小さくてもお家の中でのかなり大きな存在感のある場所です。


Home Kitchens を読んでいてキッチンが家のハートであるということを
改めて感じさせてくれました。

Home Kitchens のサイトはこちらから。
とても素敵なムービーもぜひご覧になってください!



今年も残りあと数時間となりました。
ブログを読んで下さった皆さん、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様にとって来年は素晴らしい一年であることを心からお祈り致します。
Have a wonderful New Year and see you in 2012 !!





2011年12月27日火曜日

ボクシング・デイ


12月25日、クリスマスディは100%リラックスの一日でした。24日のパーティーの残り物を食べたり、散歩したり、そして夕方は久しぶりに二人で映画を見に。大したことはしなくてもなかなかいいクリスマスでした。

通常は25日にクリスマスディナーをするのですが今年は曜日のこともあり24日に。それでクリスマスの日にのんびりできたのでなかなか良いプランかもしれません。たまたま今年は3連休だったこともありますが。

クリスマスの翌日はイギリスでは「ボクシング・デイ」。イギリスでは休日です。
昔、教会で集めた寄付金が入った箱を、貧しい人達に分けるために開ける日であったことからこう呼ばれるようになりました。

また、クリスマスデイに働いてくれた使用人達が休む日でもありました。家族と過ごすために帰る際に主人はプレゼントの入った箱を渡していました。

ボクシング・デイの伝統は今でも続き、この日には郵便、牛乳、新聞などの配達人にちょっとしたお礼を渡しています。

感謝の日、思いやりの日とも言えるのかもしれませんね。


今年は24日に祝ったことで我が家のボクシングデイは25日。お昼はもちろん残りのターキーでサンドウィッチを作って食べました。前日のターキーも美味しかったのですが、コールドターキーとスタッフィングをアップルソースと一緒に挟んだサンドウィッチは格別。毎年の楽しみです。



どれだけの人数がいても大きなターキーは必ず残るので昔からクリスマスからお正月までの間はターキー三昧の日が続きました。ターキーサンドウィッチはもちろんですが、残った骨や首の部分から作ったターキースープ(かなりの量なので残りはストックとして冷凍して、後日お鍋、雑炊、などなどに使っています。母は昔このスープでお正月のお雑煮も作っていました!)。ターキーサラダ。最後に残った小さい切れ端はターキーチャーンに。がんばって焼いた値打ちはかなりあります!

残ったターキーの骨や使わなかった首の部分を野菜と数時間茹でて作ったターキースープ。
塩、胡椒とちょっとだけチキンブイヨンで味を整え、生クリームを加えてまろやかに仕上げました。







2011年12月24日土曜日

Ready, go!

今日は12人でのクリスマスディナー。 

9am
ムードを盛り上げるためにクリスマスミュージッくON!



まずはターキーに詰めるスタッフィング作り。
ターキー一羽分にはフライパン2個分!



リンゴにシナモンをちょっと入れて煮込み、アップルソースを作ります。



茹でる野菜の下準備。芽キャベツとにんじんは我が家の定番。



リンゴが煮たったのでつぶします。


そしていよいよターキの出番。

「ターキー?ターキー!ターキー!ターキーだ!
とくにベイリーはターキーが大好き。


スタッフィングを詰めて味付けをして...



「早くターキーちょうだいよー」


そしてオーブンに入れます。 
手を合わせて「ターキーさん、がんばってね。
今年も美味しく焼き上がってください」
とひとこと言うのが毎年の儀式。 

ここから約3時間のバトル。
焼き具合、表目が先に焼きすぎないように確認したり、
流れ出た肉汁を上からかけてあげたり、
ターキーさんをオーブンの中に入れてあとは焼くのを待つだけではありません。
何年作っていてもやっぱり緊張します。


「ねえ、ターキーまだなの?この匂いがたまらないよ」
ベイリー、今日はすっかりターキーストーカーになってしまいました。


「私は言われた通りにこっちで静かにまってるのに...」(ボニー)



料理しながらのワインって特別に美味しく感じます。



その間にお芋さんの準備とテーブルのセッティング。
今年はテーブルがとても長い!
大勢なので本当にシンプルです。



4pm
焼き上がりました! 
肉汁を落ち着かせるためにしばらく寝かせてその間にお芋さんをオーブンへ入れ、
野菜を茹でてグレイビーソースを作って今年の クリスマスディナー 完成!



HAVE A VERY MERRY CHRISTMAS!!!!









2011年12月23日金曜日

クリスマスにはミンスパイ


今日はミンスパイ作りの日でした。
ミンスパイとはイギリスのクリスマスには欠かせないスィーツ。
「ミンス」とは「ミンスミート」の略。かつてはお肉を入れていたことからこのような名前がついたそうですが今はブランデーなどのお酒やスパイスにつけ込んだフルーツとナッツのみじん切りが入ったパイを「ミンスパイ」と呼ぶようになりました。



クリスマスの12夜(1月6日まで)の間に一日一個を食べると幸運が訪れるといった伝説もあり、ミンスパイのないクリスマスなんてあり得ない、と多分ほとんどのイギリス人は言うことでしょう。

ミンスパイはクリスマスのデザートとはまた別のもの。イギリスのクリスマスデザートには同じくフルーツやナッツをブランデーにつけ込んで作る「クリスマス・プディング」といったお菓子があります(プディングと言ってもプリンではなく、どちらかというとフルーツのケーキに近いものです。イギリス人はデザートのことを「プディング」と呼ぶのです)。

小腹が空いたときにつまんだり、寝る前にブランデーと一緒にちょっと食べるおやつのようなものがミンスパイ。 


ブラッキン家では子供の頃、クリスマスイブに寝る前に必ずミンスパイ一個とブランデーを一杯、手紙を添えてサンタさんのためにテーブルに置いていました。たった一晩で世界中を雪車で走り回って子供達にプレゼントを運んでいるサンタさんはきっと疲れてお腹も空いているに違いないから、と思っていました。まあ、良いプレゼントを残してくれるように、とごますりだったのかもしれませんね(笑)。 確かに翌朝にはミンスパイはなく、ブランデーグラスも空になっていました。そして紙ナプキンにはThank you! とサンタさんからのお礼のメッセージまであり、大喜びしていたことをよく覚えています。きっとイギリスではほとんどの家庭で同じようなことをしているのだと思いますが当時はサンタさんは毎年ブラッキン家のミンスパイを楽しみしてやってくる、と勝手に思い込んでいました!



ミンスパイに一番合うのがショートブレッド風の生地。瓶入りのミンスミートを包んでオーブンで焼きます。もちろん家庭によっては数週間前からフルーツとナッツをお酒につけ込んで作る人もいます。 出来上がったら粉砂糖を軽く振ったり、生クリームをつけて食べたり。早速今日、一個試食をしました。この味を味わうとクリスマスが始まったな、と毎年思います。

2011年12月19日月曜日

収納の模様替え


一年間眠っていたモノを取り出して使う時期になってきました。
クリスマスデコレーション、人が大勢集まったときのための食器やワイングラス、お正月に使うものなど、いよいよ出番がやってきました。

さあ、そろそろ準備だ、と思いながらしまってあるものを取り出しているうちにどうしても収納してある他のものに手が伸びてしまいます。「これはこっちに置いた方が良いかも」「この箱、ぼろぼろになってきたので中身を新しいケースに入れ替えよう」から始まり、最終的にはクローゼットの中身を全部取り出して大規模の整理が始まってしまうことは毎度のこと。

クリスマスデコレーション、普段使わない食器やグラス類はリビングにある大きなクローゼットに収納。

年末はたまにしか使わないものを取り出す時期でもあるのと同時にプレゼントやお歳暮のような頂きものも多いのでこの際にちょっと整理するのも悪くはありません。 「他にやらなければいけないことがたくさんあるのに...」とぶつくさ言いながらも次々とクローゼットの中の模様替えをしてしまいます。

クローゼットや収納は「生きている」と考え、常に中身のものが動き回っていることが大事だと思います。動きとは、取り出したりまたしまったり、置いてある位置を時々変えたりすること。しばらく眠っているものでも時々起こしてあげて使うことでまた命が吹き込まれます。収納に動きがある=使っていること。日々使っていることで機能的になり、そして見た目もきれいに保つことが簡単になっています。そして時々模様替えをしてあげるといつも「元気で健康的な収納スペース」でいられるのだと思います。


ついでに書斎の収納も模様替えしました。シュレッダーが大活躍の一日でした。

「片づけ」とか「整理」とは呼ばず、「収納の模様替え」と最近自分では言っています。 そうすることで楽しいことになるのです。「やらなければいけない仕事」よりも「やっていて楽しい趣味」のようなものでしょうか?

我が家の収納法は「ざっくり系」。
箱やカゴ、ケース、ファイルなどにモノをテーマごとにざっくりまとめるのが好き。

模様替えした収納スペースは新鮮で良い気分転換になりました。