先日、徳島出身の画家、橋本シャーンさんからスダチがいっぱい届きました。
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何と2箱、全部で2キロのスダチ! |
徳島では何にでもスダチをかけるんだよ、とシャーンさんから聞いてからはこの季節になると毎年送ってくださるスダチを焼き魚はもちろん、お刺身、お豆腐、サラダ、お味噌汁など、テーブルに並ぶもの何にでも絞って入れてしまいます。それに焼酎やジントニックにも。とにかくスダチ三昧の季節です。かなりの贅沢。
先日、お昼のパスタもスダチ風味。オリーブオイル、ニンニクやアンチョビー、ケーパーなどをからめたスパゲティーにスダチを絞ったら一気に爽やかになって美味しかったです。
でもこれだけたくさんいただいたスダチ、せっかくだからもっと何か作れないか、と思ってアメリカのキーライムパイのレシピをベースに「スダチパイ」に挑戦。通常のライムより小さめなキーライムがなんとなくスダチに似ているし、なんとなくできそう、と思って。
アメリカでは通常グラハムクラッカーを使ってパイ生地を作るのですがここはやっぱりイギリス流でいかなきゃ、と思ってマクビティ―のダイジェスティブビスケットを代用。イギリスのビスケット+日本のスダチ。またまた得意の和英ブレンド!
パイの中身にはスダチの汁が1/2カップ分必要。手でぎゅっと絞ってもあまりジュースは出ない。このままだと何個絞ったら1/2カップになるのかしら。このパイを作ることは失敗だったかしら?と少し不安になってきました。何か使えるものはないか、と思ってキッチンの引き出しを開けてみるとそこにはガーリックプレスが。
これならいけそう!
ニンニクの臭みが残っていないようによーく洗って早速切ったスダチを中に入れてきゅっと絞ったら結構な量のジュースが出てきたのです。これで一つ一つ、最後まで美味しいジュースを絞り出せて貴重なスダチも無駄にならない。思いもよらない道具で作業もスムーズに進めることができました。(でもやはりガーリック用のプレスなのでパイが成功したらスダチ用にもう一個買おうかな、と思いましたね!)
パイも大成功。
スダチならではの上品な味。最初の一口はレモンみたい、と思って一瞬ちょっとだけがっかりしたのですが二口目からはやっぱりスダチでした。レモンほどきつくない、と言うのでしょうか、あの繊細な味は確かにスダチです。
材料も、カロリーも、かなり贅沢なパイですが。