2014年10月27日月曜日

Apple season


青森のリンゴ専門店で最近よくリンゴを買いに行きます。
これからリンゴも美味しくなる季節。
車で行かなければ行けない距離にあるリンゴ屋さんですが、
行く嘆美に違うリンゴが置いてあって、
毎回テイスティングしながらリンゴが選べられるのが嬉しい。


赤いリンゴ、青いリンゴ、黄色いリンゴ。
甘いリンゴ、酸味のあるリンゴ、まろやかなリンゴ。

ティスティングしていると違いが本当によく分かります。

それに嬉しいのが、皮も一緒に食べられちゃうこと。
柔らかくて薄い皮なんですよね。

最近は2週間に一度ぐらいの頻度で通っています。

リンゴはひとつずつ新聞紙にくるんで、
ぎゅっと縛ったビニール袋の中に冷蔵庫で保管すると
2週間は鮮度も持つと教えてもらったので買い出しに行った後は
冷蔵庫の野菜室はリンゴでいっぱいに。
でもあっという間に減ってしまいます。


これからの秋冬はリンゴ料理、リンゴお菓子に夢中になりそう。
とりあえず早くアップルパイを作りたいですね。

リンゴだけではなく、リンゴ酢にもはまっています。
ハチミツ入りのリンゴ酢。


牛乳と割って飲んでも美味しい。
でもサラダのドレッシングとして最高。

とくに、キャベツのサラダに。
キャベツとレーズンとクルミの定番サラダに
リンゴ酢と麻油のドレッシングがとても合います。
我家では最近、二日に一度はこのキャベツサラダを
夕食のメインを食べる前に、山盛りをぼりぼり食べています。

そして、今もうひとつ気になっているのが
そこで売られているリンゴの木箱。
かわいい...

オシャレなリンゴ屋さん。
ムカイ林檎店という名前のりんご屋さんです。





2014年10月19日日曜日

冬のもこもこセーター

夏の衣替えは結構早い方なのですが
冬物を取り出すとなるとどうしても後々とのばしてしまったり、
なかなか一日ですっきりできません。

気持ちが違うのでしょうか。


それでももう限界なので週末2回に分けながらでも済ませました。

春夏と秋冬の服を比べると春夏物が圧倒的に多い。
でもボリューム的には変わらない。
厚手のセーター、ロングカーデガンがかなり場所をとるから。
もっと大変なのが、厚手のロングニット。
丈の長い、もこもこのセーターやカーデガンが大好きです。

毎年この厚手のものに困らせています。
たたむと厚みがあって引き出しに入りきらず、
ハンガーの上の棚にたたんでのせていました。

でも2〜3枚重ねるだけですぐに届かない範囲までいってしまい、
取り出す時には雪崩のように崩れ落ちて来る。

今年もか〜、と思うとうんざりしてしまうのでこの際に
クローゼットの中身を整理し、ハンガーにかけている服を
60cm分を処分をしたり、別の場所へ移動して全体をすっきりさせ、
空いた場所にIKEAのSKUBBシリーズの布製のハンガーラックを吊るして、
もこもこセーターをそこに入れました。


こんなラック、ワイシャツ用としてよく売られていますが、
IKEAのはポケットの間隔が広く、
もこもこセーターや大きめのものにぴったり。

いい感じにポケットに収まっています。

これでもう崩れ落ちることもなく、
届きやすい高さなので出し入れも楽。

気持ちもすっきり。


2014年10月10日金曜日

新しい出会い

少し前に多摩川の河川敷で毎年行われている
「もみじ市」に行ってきました。


陶芸、手芸など、様々な分野の作家さんや
アンティークやヴィンテージショップのスタンドがたくさん。
目的は古いもの探し。
どんな面白いものがあるかわくわくしながら行ってきました。


色々、素敵なもの、興味深いものがあったなか、
目に入ったのが不思議な形をした細長いアイアンのオブジェ。
よく見るとなんだか大きなゲジゲジみたい...

ショップの人に聞いてみるとお皿を立てるディッシュラックだったそう。
それにしても長い。
いったいどのように使われていたのでしょう。
家庭で?お店で?
なんだかお皿に傷がつきそう...


我家のキッチンには長すぎるのも分かっていても
面白くて、風合いもあり、何かに使えそうと思って買ってしまいました。
何に使うか、まだ検討中。

本当に何かに使う必要もあるのか、と思ったぐらいです。
ただ置いているだけでも面白いオブジェになります。
白い壁にかけてもきれいかも
「そんなの、巨大なゲジゲジが壁を上っているみたいで気持ち悪い」
と主人の意見も。

昔は何かの役割を持ち、今はもうその仕事を終え、
ゆっくり休んでいる古いものは我家にいくつかあります。
また別の役割を持たせてあげて使っているものもあれば、
ただデコレーションとして飾っているものも。
飾って、その形や色、質感、それに
隠されたストーリーからにじみ出て来る風合いを楽しませてくれるのも
モノとして十分役割を果たしているときもあるのでは。
私達に喜びを与えてくれているのですもの。


ディッシュラックにはとりあえずCDを少しだけ入れてみました。

ぴったり。

本当に昔のディッシュラックなのかしら?
とちょっと怪しく感じはじめている私。


でもリビングにそれとなく溶け込んだので

まあ、あまり深く考えずに「モノ」として楽しみましょう。
新たなカンバセーションピースになるかも。

2014年10月2日木曜日

読書の秋




先日、友人と二人でモロッコ料理を食べに行きました。
自宅でもいつかこんな器や色使いでおもてなしをしてみたくなるような
素敵なお店でした。お料理ももちろんとても美味しかったです。

食事の時に話題になったのが「読書」。

きっかけは、彼女が母の「望郷」を読んでくれたことから。 
久しぶりに小説というものを読んで、改めて小説の素晴らしさ
と大切さに気付いた、と言ってくれたのがとても嬉しかったです。

「小説は、なきゃいけないものではないからこそ、
豊な自由な気持ちを感じられる」と彼女の言葉に感動。
そして色々考えさせてくれました。


パソコンやスマートフォン、テレビなどから情報ばかりを追求してしまうこの時代に、
一旦その「情報の追求」といった気持ちを横に置いて、
ただ心の潤いのために小説を読むのも大切なことかもしれません。

フィクションの世界から得られるものもたくさんあるのではないでしょうか。

私は母からそう教わりました。
母は作家だったため、当然なことかもしれませんが彼女は常に本を読んでいました。
そして私達もいつも本を読まされていました。
子供の頃は基本的に我家ではテレビは禁止。
「テレビを見る暇があるなら本を読みなさい」というのが母の決まり文句でした。

週末の夕食後は全員がリビングで本を読んでいた静かな風景でした。
ソファに座っていたり、床のふわふわのラグの上で寝っ転がって
本を読んでいたり、部屋の隅っこにクッションを使って隠れ家のようなものを
作ってそこに入ったり、みんなそれぞれの好きな場所や
格好で本を読んでいたのを思い出します。


でも残念なことに、自分も含めてですが、
最近は本当に小説を読まなくなったとあちらこちらで聞きます。 

昔と比べて読み頻度も減り、読むスピードも遅い。

でも読んでいる時はその世界に入り込んで、
興奮したり、悲しくなったり、嬉しくなったり、
時には普段の生活のなかで忘れていた気持ちや感情が湧き出て来ると
やっぱり好きなんだなあ、と思うのです。

そして、良い小説と出会うきっかけ、
それを読む機会を自ら作らなければいけないと改めて思います。

現実から逃げ出し、小説の世界に入り込むためにはもしかしたら
そのための場所が必要なのかもしれません。
子供の頃、好きな場所で読んでいたと同じように。


読書をする場所...

リビングにある椅子のひとつを読書の椅子と決めたり、
スペースに余裕があれば自分だけの読書コーナーを作ったり、
又はクッシュンや枕を余分に置いておいて、
寝室を読書の場所に決めたり。

心地よい、リラックスできる空間をつくること。

そこに座ったら本が読みたくなる。
心を潤わせるような場所がひとつできるかもしれません。

10月に入りました。もう秋です。
せっかくなので読書の秋をこれから満喫したいです。